キハ52 七変化

キハ52は国鉄形のディーゼルカーです。
国鉄は全国ネットでしたから、国鉄形の車両は標準形式として全国で使用されました。
新製当初は首都圏などの都市部で使用され、古くなってくると地方へ転出したり、特急や急行用として走った車両が、やはり古くなって各駅停車などのローカル列車に使用されたり、今のように簡単にスクラップにしてしまうことなく、長年にわたって使用されていました。
電車だと、電化されている区間しか走れませんし、電気にも直流や交流などがあって、走れる区間が限られますが、キハ52はディーゼルカーですから、全国どこの線路でも走ることができましたし、同じ系列のキハ20、キハ21、キハ22、キハ25などと合わせると、ほとんど全国でその姿を見ることができた車両です。
だから、いらっしゃる皆様が、どちらのご出身であるかにかかわらず、皆様、懐かしい、とおっしゃっていただけるのです。
そんなキハ52だから、時にはこんなことを楽しむこともできます。
写真は先日、(お客様ご自身いわく)被災地宮城県からいらしていただいたファンの方が自分のコレクションのヘッドマークを取り付けてみたところ。
鉄道フェアで購入したヘッドマークですが、一度取り付けて見たかったとのこと。
そりゃあそうですよね、やっぱり、車両あってのヘッドマークですから。
ちなみに、ヘッドマークはお客様のコレクションですが、キハ52本体は私の原寸大コレクションなのです。(笑)
このマークはかつての急行列車のものですが、さて、皆さんはいくつの列車をご存知ですか?







私は2番目の「あき」以外はすべて乗りました。
皆様方もご自分のコレクションを車両に付けてみてはいかがですか。
急行4号終了後、大多喜駅で約25分間ホームに停車していますから、その時間を利用することができます。
ご希望の方は、いすみ鉄道総務部までご予約をお願いいたします。
(ご予約受付時間、9時から17時まで。)