大雨の季節を前に

梅雨の季節がもうすぐやってきます。
大雨の季節を前に、今、いすみ鉄道では、線路の排水が悪い個所を集中して補修工事を行っています。
道床(どうしょう)交換と呼ばれる工事です。
特にホームがあるところでは路盤の排水が悪く、水が溜まり、長い年月で見た場合、枕木の腐食が早く進行する結果となるため、この部分を線路を掘り起し、砕石をたっぷりと入れて、横の排水路も整備して水はけを良くするのです。
大手の会社やJRでは、たっぷり予算を取って線路全体を一斉に工事すると思いますが、いすみ鉄道ではそんなお金はありませんので、悪いところから優先順位を付けて、必要最小限の工事を行っています。
身の丈に合った改修工事です。
列車が走る以上、こういう工事も、鉄道会社は費用をねん出して自己負担が求められるのです。

総元駅

西畑駅