昨日の撮影会の様子

昨日、大多喜駅構内で行われました 「キハ52 WELCOME 撮影会」 に徳間書店の企画でお越しいただきました鉄道写真家の 中井精也先生 が、ご自身のブログで昨日の撮影会の様子をUPされています。
中井精也先生の「1日1鉄」はこちらです。
さすが先生、我先にと前に出て人が写りこまない写真を撮ろうとする参加者をしり目に、キハ52にむらがる?「鉄」達を一段高いところから全体を見て撮影されています。
こういう写真こそ、撮影会の雰囲気を上手に伝えてくれる1枚ですね。
今回の撮影会では、いったいどのくらいの皆様がお出でになるのか予想ができませんでしたので、次回以降はもっとゆっくりと少人数で撮影できるように、サポーター会員の皆様限定の特別撮影会なども企画したいと考えております。
ちなみに昨日取り付けていたヘッドマークは、昭和40年代前半まで、房総東線(現外房線)の急行列車に使われていた大型ヘッドマークを再現したもの。
キハ28、キハ26などがこんな大型ヘッドマークを付けて走っていました。
房総地区特有の夏季海水浴輸送では、キハ25やキハ17、キハ45なども臨時列車に動員され、普通列車用の車両を使った臨時のいわゆる「遜色急行」が幅を利かせていましたが、その雰囲気を演出したものです。
お分かりいただけた方はいらっしゃいましたでしょうか。
30代以下のファンの方では「52にこのHMは変だ!」と思われる方も多いかもしれませんね。
50代のおじさん達にはご理解いただけたものと思います。
今でこそ「外房」を「そとぼう」と発音しますが、昭和30年代までは「がいぼう」と発音するのが一般的でしたので、ひらがなを使い「そと房」と表記しています。
その後、電化と共に房総東線は現在の外房線に呼び名が変わり、「そとぼう」が定着しましたので、165系で走っていた急行列車は「外房」と漢字表記が使われていました。
このヘッドマークは製作のための型見本でペーパー製ですが、実際の走行時にはアルミ製のものを取り付けます。
中央の列車名の部分は取り外し式でひっくり返すと別の列車に使えるようになっています。
さあ、どんな列車名が出てくるか・・・
皆様どうぞいすみ鉄道にご期待ください。