自社養成乗務員訓練生の実地訓練が始まりました。

5月にスタートしたいすみ鉄道の自社養成乗務員訓練生4名のうち、3名が学科試験、適性検査に合格し、昨日から、実際の列車を使用した運転訓練が始まっています。
大多喜―上総中野間 1往復
大多喜―大原間   3往復
この行程で訓練用の試運転臨時列車のダイヤを設定し、教官の指導の下、ハンドル操作の訓練が始まりました。
実技試験までの期間は2ヶ月間しかありませんが、何とか仕上げなければなりません。
皆、真剣な表情で、汗びっしょりになりながら訓練に励んでいます。


今回は残念ながら1名が適性検査に引っ掛かってしまいました。
皆、40代~50代のおじさん達ですから、わたしたちも全員が1発で資格を取れるとは思っておりません。
学科試験と適性検査に合格した3人も、技能試験が待ち受けていますし、試験は水ものですから、試験時のコンディションなどで、こういうことが発生するようです。
この訓練生に関しましては、次回3月に再度試験を受けていただくことになります。
それまでの間、車掌業務訓練を行い、キハ52にお客様をご案内するアテンダントとして乗務していただく計画です。
彼もまじめで優秀な人間ですので、わたしは社長として、資格取得まで最後まで面倒をみるつもりでいますので、皆さまご安心ください。

[:up:] 出発進行!