先日、茨城県の第3セクター鉄道 「鹿島臨海鉄道」 を訪問しました。
鹿島臨海鉄道を時刻表で見ると、鹿島神宮駅から大洗海岸にそって北上し、常磐線の水戸を結ぶ全長53kmの路線ですが、「鉄男君」たちが興味があるのは、時刻表に載っていない貨物専用線の方。
旧国鉄DD13スタイルの機関車が、臨海工業地帯の工場に出入りする貨物列車を1日数回けん引しています。
貨物列車ですから、一般の人は乗ることはできませんが、視察ですから特別に許可をいただいて、ヘルメットをかぶるなどの重装備で乗せていただきました。
機関車は、新しい型(青)と古い型(赤)の2種類ありますが、当然のように古い機関車を選ばせていただき、激しい振動を体験することができました。
2枚目の写真で隣の線路に写っているのは鹿島臨海鉄道のイベント用特別列車「はまなす号」。
こういうイベント専用車は、昔は良かったのでしょうが、今の時代ではワンマン対応できないなど、使い勝手が悪いため、現在ではひと月に数回程度の稼働にとどまっているようです。
何とももったいない話ですね。
いすみ鉄道で観光用車両を導入するとしたら、通常の一般運用も兼ねられる車両でないと、車両の有効利用という点で無駄が出てしまいますので注意が必要です。
本日は鹿島臨海鉄道で鉄分補強をさせていただいたお話でした。
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