いすみ鉄道のマスコットをご紹介します。

いすみ鉄道ファンブログで「タス通信」に既にすっぱ抜かれてしまいましたが、
あらためましていすみ鉄道のマスコットをご紹介します。
人呼んで「ワーゲンバス」。
1963年(昭和38年)生
23W

ワーゲンバスは皆様ご存じだと思いますが、このタイプはアーリーバスと呼ばれるもので、その中でも特に貴重な23WINDOW車
窓が23個あるので23Wと呼ばれていますが、おまけに天井もキャンバストップ。
フロントガラスもサファリウインドウで、開けることができます。
ワーゲンバスは愛好家には自動車の世界遺産と言われていますが、23Wでもこれだけ整備をした状態で現存するのは日本でも10~20数台じゃないかといわれている代物です。
冷房なし
暖房もほとんど効かず。
雨もり覚悟
ドアもうまく閉まりません。
夜、塾帰りの娘を駅までこの車で迎えに行ったら、恥ずかしくて知らん顔される。
車内が丸見えなので成田空港の検問所も「はい、イーですよ」。
高速道路では80km。
追い越す車も、すれ違う車も、皆、ニコニコ。ていうか唖然。
燃料計はあてにならないので、とにかく早めの給油をこころがけ。
パワステなし
左ハンドルのマニュアル車
運転には両手両足をフルに使う。
CDの機械を付けたけど、走り出すとほとんど聞き取れず。
自宅のある佐倉から大多喜までの70kmがとても遠い。
窓が多いので日中はポカポカの車内も、夕方になると酷寒地獄。
でもねえ、こういう車も良いものです。
私、免許取ったとき、本田のN360乗ってたし。
自分とほぼ同じ時代を生き抜いてきた可愛さもあります。
いすみ鉄道の観光親善マスコットとして持って行こうと思いますが、
あくまでも私の個人所有車。
だから潮風が当たる海岸線には行きません。
雨が降ったら行きません。
何しろクラシックカー。
手に入れるまで5年越しの恋。
整備するのに1年7か月。
本当は青だったけど、いすみ鉄道に就職が決まったので、黄色に塗っちゃった。
いすみ鉄道に常駐させておきたいのですが、
どなたか、大多喜、いすみ地区で、屋根つき、かぎ付きの駐車場を貸してくれる方はいらっしゃいませんか?
こういう車が観光地を走っていたら楽しいと思いませんか?
ということで、皆さん、どうぞお楽しみに!