鹿児島に来ています。
新幹線が発着する鹿児島中央駅のメインの階段にこんな絵が描かれています。

お茶の生産量は鹿児島県が日本一ということです。
東京生まれで東京育ちの私は、お茶と言えば静岡県だと思っていましたが、どうやらそういう時代は過ぎてしまったようですね。
お茶だけではありません。
焼津港はカツオの水揚げが有名ですが、実は鰹節の生産量も鹿児島県が日本一です。
鰹節というのは我々日本人の食文化になくてはならないものですが、全国の生産量の7割以上を鹿児島県、それも枕崎港と山川港で水揚げされたカツオで作られています。
もう一つ、驚くのは実はウナギ。
ウナギの生産量も鹿児島県が日本一とのこと。
「静岡と言えばウナギ」
そう言われてきていますが、実は鹿児島なのです。
昭和の時代、お茶やウナギはもちろんですが、ミカンもメロンもイチゴも、静岡が一番でした。
名古屋や東京という大消費地が近い地の利を活かしてたくさん生産されていましたが、交通が発達すると、別に大都市に近いということが有利ではなくなりましたから、北海道や四国、九州のものでも、いくらでも輸送できるようになりましたから、どんどん追い越されてしまったということだと思います。
経済というのはどこから収入を得て行こうかという話です。
家庭で言ったら、お父さんの給料が主なのか、それとも自営になるのか、あるいは金利収入で食べていくのかという話ですし、お店や会社で言ったら主力商品をどうしようかという話ですね。
カメラのフィルムを作っていた会社が、時代が変わってデジカメになってフィルムが売れなくなってしまったけど、今では医療用品が主力商品になっていたり、繊維問屋が不動産屋になっていたり、世の中には時代の変化に合わせて収入を得る方法を変えているところがたくさんあります。
鉄道会社も地域輸送から観光輸送に主力商品を変えて生き抜いていこうという時代ですから、大昔からの特産品が今の時代もそのまま特産品で通用するかというと、さて、どうでしょうかと思いますが、きちんとした戦略で変化させていくのと、なんとなく気が付いたらそうなっていたというのでは大きく異なりますから、生産量では鹿児島に負けているかもしれませんが、ブランドで勝ち抜いていくなど、何らかの戦略が必要なのではないかと私は思うのであります。
静岡県民の皆様方はあまりご存じないかもしれませんが、鹿児島のど真ん中にはこんな広告が出ているのであります。
FDAでひとっ飛びですからね。
せっかく空港があるのですから、皆さん、もっともっと世の中の見聞を広めましょうね。
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