旅の空から

今日は静岡県にお邪魔しています。

こちらの皆様方と楽しいお話をさせていただいて、先ほどお開きになりました。

駅の北側で飲んでいたのですが、ホテルは南側。
この駅は、遠回りをしてガードをくぐる道路のわきの細い歩道を通らないと南側に行けない構造です。
近道をしようとすると、駅の構内を抜けるしかありません。

入場券を買って通路を通りました。
こうすると最短距離なんですね。

最近では橋上駅化や高架化でこういうところは少なくなったんですが、昔はかなりたくさんありまして、鉄道の線路で街が分断されていたんです。
で、そういう駅はというと、毎日駅構内を通って反対側へ行く人たちのために「定期入場券」というのを鉄道会社が発売していて、つまり、駅構内を通るだけの定期券です。

駅員さんに、「定期入場券発売してますか?」って聞いてみましたら、「はい、ありますよ。」とのこと。
お値段は4000何百円。

「買う人いるんですか?」と聞きましたら、
「はい、いらっしゃいますよ。」

一緒に居た地元の人たちは、「へ~、知らなかった。」と驚いていましたが、鉄道会社も積極的に宣伝はしませんよね。構内を通り抜けるだけの定期券なんてケシカランと言われかねませんからね。

入場券を買って、こういう長い通路を歩いて反対側へ出てくると・・・

見覚えがある光景です。
さて、お分かりになりますか?

そう、寅さんが花子を見送った改札口。

「花子、悪い男にだまされるなよ。何かあったら帝釈天のとらやって団子屋を訪ねるんだぞ。」と言ったあの改札口です。

線路の高架化は地元の一部の住民が反対しているようなんです。
町が分断されなくなると、南側のお客様が北側に流れてしまって商売に差し支えるとか。

鼻くそみたいな話ですが、おかげさまで寅さんと花子の別れのシーンの場所は今夜も健在でした。

ああ、6月に入ってから、私もずっと旅の空だなあ。

ちなみにお巡りさんもいましたが、犬塚弘似ではありませんでした。

では、カラオケをどうぞ。

人生(たび)の空から:カラオケ