今日はこちらへお邪魔しました。


北近畿タンゴ鉄道(京都丹後鉄道)のフォーラムがありまして、お仕事してきました。

大井川鐵道と同じく今年100年なんです。
で、地元が大変盛り上がっていまして、今日は地元住民の皆様方と京都府、地元市町村、そして鉄道会社の3者が一堂に会するフォーラムでした。



終了後、皆様と一緒に記念撮影。
皆様ご存じの通り北近畿タンゴ鉄道(運営会社は京都丹後鉄道 Willer Trains)は旧国鉄を引き受けた宮津線と、福知山から延伸開業した宮福線の2路線からなる100kmを超える長い路線で、京都府と兵庫県にまたがっていますからなかなか意思形成が難しいところだと思っていましたが、実は10年前に上下分離して運営会社がWillerになったころから地域住民の皆様方が応援するようになってきていまして、その民意を行政がしっかりとまとめて、鉄道会社がそれに応えるという、地元住民と行政、鉄道会社が三位一体となって地域ぐるみで頑張っているところでした。
これ、本当に大事なんですよ。
今、国はインフラツーリズムを提唱していて、ローカル鉄道というインフラを観光資源としてどうやって上手に活用して地域経済を盛り上げようかと考えていますが、地域によっては鉄道にお金を出したくない一心から、地元の行政が何も協力しないところが多くありまして、そういうところは国も「もったいないなあ」と思いつつも、手を差し伸べることができないのです。
なぜなら、地元が動かないのですからね。
今日お邪魔しましたところは、三位一体となってこんなフォーラムを開いているような地域ですから、いろいろと国の補助も通るようで、様々な取り組みが進んでいるようでした。
まぁ、三セクだからと言えばそれまでですが、地域の観光のシンボルとして看板、広告塔になっているのは組織形態は関係ないですからね。
で、今日私が気になっていたのは、鬼がいるかな? ということでして、せっかくここまで来たのだから鬼婆でも鬼嫁でもいいから、鬼に会いたくなりまして、いろいろと探したのであります。




時間がなかったので駅構内だけですが、鬼がたくさん居ましたね。

クロミちゃんもいましたよ。
丹後鉄道ではクロミちゃんのラッピング列車も走っているのです。
そして今日はクロミちゃんのお誕生日。
知ってた?
クロミちゃん、お誕生日おめでとうございます。

「鬼と会ったら帰れ」って、学校で先生から教わったことを思い出しましたので、お仕事が終わった私は日が暮れる前に鬼有里から撤収させていただきました。
時刻表にたくさん並んでいる「レ」が、当時の文学少年には眩しかったことを思い出した1日でした。
本日お世話になりました皆様、ありがとうございました。
百年鉄道として、これからも一緒に頑張りましょう。
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