8月12日の夜行列車

昨日は夜行列車が走りました。

今年は8月の毎週土曜日、4回にわたって夜行列車が走りますが、おかげさまでご予約は好調のようです。

ということで昨日の夜行列車。
深夜の直江津駅停車中に、「ブログに出たい人」と言ってお客様にお声をおかけしましたら、たくさんの皆様が手を挙げていただきましたので掲載させていただきます。

夜行列車は22時ちょうどにはねうまラインを妙高高原へ向かって発車。
0時15分に直江津に戻ってきて、1時18分まで約1時間停車します。

夜食用のカップラーメンと充電用コンセントを準備して列車の到着を待ちました。

列車の到着と同時に皆さん降りてきて、カップ麺にお湯を注いで食べ始めました。

深夜の駅でラーメンを食べるのは、きっと思い出に残るでしょう。
今回は中学生や高校生のいらっしゃいましたので、きっと青春の一ページになると思います。

こちらの急行券Tシャツはクラウドファンディングの返礼品。
ご支援いただきましてありがとうございました。

充電もこんな感じ。
昭和の電車には電源が付いておりませんので、長時間ご乗車される皆様には必須アイテムだと思いますが、約1時間の停車で少しは補充できたでしょうか。

深夜の駅に停車する電車。
昭和の時代は全国あちらこちらの大駅で見られた光景ですが、今でも直江津駅で見られるのは一つの価値だと思います。

特急、急行列車ばかりでなく、各駅停車の列車にも夜行列車がありましたね。
115系の夜行はボックスに座っちゃダメなんですよ。
当時は混んでましたので1ボックスに4人が当たりまえ。
窓側になんか座ったら一晩身動きが取れませんから。
上諏訪行や長岡行の115系夜行列車に何度か乗りましたが、ドア横の2人掛けの座席が私のお気に入りでした。
隣にはもちろん人が来ますが、それでも足を延ばせるだけありがたかったことを思い出します。

そんなドア横の2人掛け座席は、トキめき鉄道の夜行列車では学割シートとして若者たちの思い出専用座席です。

ということで、はねうまラインから戻って直江津駅で大休止した列車は、1時18分に今度はひすいラインを市振に向かって発車していきました。


こちらは市振駅に到着した夜行列車。
市振の応援団の和泉さんが深夜にもかかわらず対応していただきました。

深夜にも関わらず、皆さん熱心に撮影されていたようです。
市振駅では踏切におりて撮影できるのが特典ですね。
雰囲気のある写真が取れましたでしょうか。

今年の8月は4回夜行列車を実施いたしますが、私はイベントやぶら鳥宿泊編の対応がありまして、夜行列車のお手伝いができるのは昨夜だけでしたので、せっかくですから朝までお手伝いさせていただきました。

4:48 直江津駅に戻ってきた夜行列車。
このまま折り返しははねうまラインの始発列車となる「夜行崩れ」です。

午前5時の直江津駅ホーム。
私には昭和48年の会津若松に見えました。
階段を渡ると日中線の始発列車が煙を上げて待っている。
そんな時代そのままの光景です。

5:06 はねうまラインの始発列車が発車していきました。
見送る少年たちは夜行列車を降りて、これからひすいラインで糸魚川方面へ向かうとのこと。
早朝の直江津駅は電車が顔を突き合わせて縦列駐車している光景も見られます。
このシーンも一見の価値がありますね。

久しぶりに徹夜して、私は今日一日使い物にならずボ~ッとして過ごしましたが、夜行列車の翌日の気だるさを思い出したのであります。

さぁ、明日は急行「立山」の富山乗り入れ。

台風は足踏みしているようですので、予定通り運転いたします。