今日は大宮の鉄道博物館へ行きました。
今、私が尊敬する鉄道写真家の南正時先生の作品展「ブルートレイン 夢の旅路へ」がこの夏ロングラン開催されていますが、本日は先生のトークイベントがあるということで出かけてまいりました。
こんな感じでたっぷり1時間かけて撮影された当時のエピソードや裏話などを写真1点1点の前でお話をしていただきました。(許可を得て撮影)
この写真などはすごいでしょう。
豪雨の中のトワイライトです。
どうやって撮影されたのか?
先生もさぞかしびしょ濡れになったのではないか?
そんな撮影秘話もご披露されていらっしゃいました。
実は、南先生とは以前から懇意にさせていただいておりまして、この秋から直江津のD51レールパークで先生の写真展を開催しようという企画を立てています。
先生は福井県のご出身で、来年3月に福井県の敦賀まで新幹線が延伸されるので、ちょうど良いタイミングでご協力をいただくことになりました。
何しろ直江津D51レールパークは昭和45年から50年ごろをテーマにしたD51と455がセットですから、どうしても当時の北陸本線の印象があります。
今年の夏休みにあいの風とやま鉄道さんのご協力のもとに実現する急行「立山」の指定席が瞬時に満席になったように、455と言えば北陸本線。そして北陸本線と信越本線と言えばD51ですから、先生の作品の中でテーマにちなんだ写真展を企画しています。
とは言え、60歳を過ぎた私ではどうも世の中の需要からはピントがずれてきていますから、やはりここはプロパー社員の研修も兼ねて、ふだんから活動をしていて、プロカメラマンの先生ときちんとお話ができる鉄分の濃いスタッフを職場の枠を超えて選んで本日は同行させてみました。
写真はプロ並み、ブルートレインをはじめとする国鉄形車両大好きなトキ鉄の若手スタッフにプロジェクトチームを組ませて、南先生と一緒に一つの企画を実行に移す。
大きな仕事ですが、私は社長として彼らにやらせてみようと考えています。
どのようなアイデアが出て来るかはわかりませんが、若手の彼らに期待しております。
まぁ、若手と言っても30代に入れば、都会の大企業であればどんどんプロジェクトを任せて中心になって動いている年代ですからね。
決して若くはありません。
トキ鉄のような第3セクターはJRや公務員の退職者が幹部をやっていますから、基本的に社会一般の会社よりも幹部の年齢が高いのですが、だからと言って若者たちを足踏みさせてはいけませんので、いつ私が居なくなっても自分たちで物事を考えて判断できるような態勢を作っておかないといけません。
というのが、経験上言える私の最重要課題なのであります。
ということで、この企画、任せたぞ。
D51も455もいいけれど、俺はこの電車が本当は一番好きなのだ。
この電車とD51の組み合わせも見てみたいのであります。
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