今日は銚子電鉄の100周年記念イベントが犬吠駅で行われました。
100周年記念ヘッドマークを付けた電車が朝から大賑わいです。
車内中吊り広告には100周年のお祝いのメッセージがたくさん掲示されていました。
会場となる犬吠駅には列車が到着する度にたくさんの人が下車していました。
イベント会場は朝から大賑わいです。
さあ、始まりました。
竹本社長さんのご挨拶に続き、銚子市長さんなどたくさんのご来賓の方々のご挨拶です。
もちろんテレビカメラも複数組来ています。
さすが銚子電鉄。
大人気です。
でも、ちょっと気になることがありました。
今日はたまたま晴れていたからよかったものの、梅雨のこの時期、各地で豪雨が伝えられる中、屋外ステージで雨降ったらどうするつもりだったんでしょうか。
さすが、崖っぷちを歩む銚子電鉄です。(感心)
さて、銚子電鉄と言えばたい焼き。
まずは腹ごしらえで名物のたい焼きをいただいて、イベントの始まり始まり。
「新潟から来ましたえちごトキめき鉄道です。」の掛け声とともに、いきなりたくさん買っていただけるお客様もいらっしゃいまして、幸先の良いスタートです。
ということで、本日いらしていただきましたお客様です。
岐阜育ちの末木さんは今日は長良川鉄道の応援です。
おなじみの皆様方もいらしていただきました。
実は、皆さんいつも新潟まで来てくれていますが、東京や千葉の人たちなのです。
その皆様方が、トキ鉄がわざわざ新潟からこちらに出てきているんだから、行かなきゃ! ということで、地元のイベントにお邪魔すると来てくれるんです。
地元と言っても、銚子は東京から100㎞以上離れてるんですけどね。
ありがたやありがたやです。
いつも社長さんのブログを読ませていただいています。
とお声をおかけくださいました皆様です。
新潟県ですからね。
こちらは。
太平洋側と日本海側なんですが、繋がっていると感じました。
さて、ステージイベント。
皆さん、チーバ君って知ってますか?
この赤いやつです。
千葉県の県のマスコットゆるキャラ、チーバ君。
ちょうどこの角度から見ると千葉県の形をしているのです。
千葉県内では知らない人がいないほど大人気のキャラクターです。
でも、千葉県を出るとほとんど知っている人がいません。
以前に神奈川県に住む甥っ子がチーバ君を見て、「おじさん、あの赤いの何?」って聞いてきたときに、私は衝撃を受けました。
こんなに有名なチーバ君を知らないとは?
そう思ったんですが、ゆるキャラとはそういうもので、一歩地域を出たら誰も知らないんです。
そんなことがあったので、私は観光列車を走らせるときに、ゆるキャラを一切使わずに世界的に知名度が浸透しているムーミンを使ったのです。
当時はゆるキャラブームの真っ最中でした。
当然行政関係者からはチーバ君をはじめ、地元のゆるキャラを使えとさんざん言われましたが、市役所が何かイベントをやるならともかく、株式会社が営業戦略として売り上げを伸ばすためのものですから、ゆるキャラはダメなんです。
だから私はそういう意見を全部押しきってムーミン列車にしたのです。
今思い出せば、この辺から行政関係者に疎まれる原因になったのかもしれませんね。
結果としてムーミン列車は開始早々に火が点いて、すぐに全国区になりましたから、彼らとしては余計おもしろくなかったりして。
まぁ、何のために使うかというと、できるだけ短期間に知名度を上げて営業成績を伸ばし、結果を出すことが赤字の会社の使命ですから、行政やJR出身の人たちには一番苦手の部分をやるために私が居るのです。
今日は久しぶりにチーバ君を見て、14年前のそんなことを思い出しました。
ステージイベントはまだまだ続きます。
こちらは長良川鉄道の坂本専務さん。
長良川鉄道と銚子電鉄、そしてトキめき鉄道は3社で姉妹鉄道締結をしています。
ということで、長良川鉄道の坂本専務さんが直々にお越しいただきまして、会社の宣伝をされていらっしゃいました。
コロナも明けたので長良川鉄道でもいろいろと動き始めているようです。
今度専務さんがトキ鉄を訪問して、一緒に企画をしたいということでしたので楽しみにしております。
こちらはひたちなか海浜鉄道の吉田社長さんです。
吉田社長さんも社長自ら率先していろいろな行事やイベントに出ています。
今日ももちろん社長自らいらしておりました。
実は吉田社長さんは公募社長としては私より1年先輩です。
もう15年も社長さんをされていて、路線延伸計画などを実行に移す段階に来ている敏腕社長さんです。
私は自分が公募社長として採用された時に、吉田社長さんにお会いして、どうしたらよいのか、ヒントを教えてくださいと聞いたのです。
そうしたら吉田さんはただ一つだけのことを実行してください、と言われました。
それは、「社長自ら外に出て、先頭に立って接客をすることです。貸切列車や団体列車はもちろんですが、イベントや行事などにも自分で参加することです。これだけはやった方が良いですよ。」
と言われたのです。
昨日、アナグマ社長という話をしましたが、偉くなるとずっと社長室の机に座っているのが当たり前だという人が多いように思います。
でもそれは経営者としてはダメなんです。
自分から外に出て、お客様に会ってお話をして、お客様が何を求めているのか、時代がどう動いているのかに気が付かなければ、経営幹部とは言えません。
実は私のこの考え方は、ひたちなか海浜鉄道の吉田社長さんからいただいたアドバイスが原点なのです。
ということで、今日は久しぶりに吉田社長さんにお会いできて、ご活躍のお姿を見ることができました。
やっぱり、この方のアドバイスを受けてよかったなあと改めて思ったのであります。
さて、社長自ら率先して活動していると言えばやはり本日の主役のこの方ですね。
本日の主役、竹本社長さんです。
今日は朝から夕方まで会場内を駆けまわって大忙しでした。
本当に見習うところがたくさんある社長さんです。
こうして、うちの池田さんの話にも一生懸命に耳を傾ける。
竹本社長さんも池田さんも現場第一主義ですから、多分、話していることが共通認識なんでしょう。何の話題なのかは聞いてませんでしたが結構話し込んでました。
ということで、本日は竹本社長さんは大忙しでした。
何しろ開業百周年ですからね。
これは本当にすごいことなのであります。
竹本社長さん、銚子電鉄の皆様、本日はおめでとうございました。
そうそう、池田さんと言えばもう一人
銚子電鉄の新入社員の池田啓斗さんです。
地元銚子の高校を出て銚子電鉄に就職したフレッシュマン。
今度455に乗りに来てくれるそうです。
地元の学校を出た地元の若い人が、地元の会社に入ってくれる。
これって、トキ鉄でも目指していることなんです。
すごいなあ、銚子電鉄は。
今度7月29日に竹本社長さんは高田世界館にお越しになられます。
私とのトークショーを開催いたします。
皆様、ぜひお越しください。
http://takadasekaikan.com/archives/17432
▲詳細はこちらから。
本日お越しいただきました皆様、お世話になりました関係者の皆様、ありがとうございました。
帰りの車内で見かけた光景。
ちびっ子たちが夢中でかぶりつき。
若いお父さんがそれを動画撮影してます。
いいですね、こういう電車は。
銚子電鉄に負けないようにトキ鉄も頑張りましょう。
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