冬でも創意工夫しています。

雪月花特別便のご案内です。

新潟には雪室(ゆきむろ)というのがあって、冬の間に降った雪を貯めておいて夏に食料品などを保存するために使っています。
野菜や肉、お酒などいろいろなものを貯蔵しているのですが、熟成度が増すと評判です。

また、上越はかんずりやお酒、味噌など発酵文化が盛んです。
野菜類などは雪の下に貯蔵しておくと甘みが増すと言われています。
雪下ニンジンなど、今から春先にかけての食材です。

そういう雪文化、発酵文化を雪月花で表現できないか。
雪月花のアドバイザーの萩原勇作氏が地元の新進気鋭の若手シェフ、信田紘基氏とタッグを組んでメニューを開発しました。

その雪月花特別便が2月26日に運行されます。

昨日試食会が行われ、地元のメディアで紹介されました。

トキ鉄 雪月花「冬の新潟美食コース」受付は28日(土)から!(上越妙高タウン情報)

Facebook 雪室推進プロジェクト

冬の間に降った雪を貯めておいて、夏に使おうというようなプロジェクトは長い時間がかかる割には収益性に乏しく、なかなかビジネス化するのは難しいものです。
でも、この地域に昔から伝わる生活の知恵であり、今の時代、電気を使わなくても天然の冷蔵庫になるというものは環境にもぴったりですから、ぜひ、守っていくべきだと私は思います。

トキ鉄の雪月花スタッフも同じ考えで、何とか雪室貯蔵品を雪月花でご紹介したい。
そして、こういう生活の知恵を皆さんに知っていただいて次の時代に繋いで行きたいということで、今回形にすることができました。

トキ鉄は観光に不利な真冬のこのシーズンでも、しっかりと戦略を立ててチャレンジしているのであります。

お申し込みは明日28日(土)の午前9時から。

これ、きっとすぐに埋まってしまうかもしれませんので、ご乗車ご希望の方はお早めにお申し込みください。

ところで、今夜の高田はシンシンと雪が降っています。

昨日一晩で40センチほど降りましたが、今もずっと降っています。
明日の朝までに、また40センチぐらい降るかもしれません。

今日の高田です。
バスに乗るにも一苦労でした。
これが今朝で、午後からずっと降り続いていますから、私は外に様子を身に出る勇気はありません。

この週末、上越にお越しになるご予定の皆様は、十分な準備をしてからいらしてくださいね。
雪の上を歩ける靴は必携です。

こちらは消雪パイプというのがあって、常時ちょろちょろと水を流していますので、雪道でも所々足元がビチャビチャです。

札幌の雪道とは全く違いますので、何ならゴム長が良いかもしれません。

新幹線の駅を降りて驚かないようにご準備していらしてくださいまし。