今日は初詣に行きました。

千葉に戻って今日は初詣
成田山へ行きました。

お天気はあいにくの雨でしたが、参道には外国人の姿も目立ちました。
去年は1月13日に来てますが、外国人はいませんでしたので、やはり需要は回復しているのだと感じます。

股関節の神経痛でこんな状態ですが、ゆっくり一段ずつ上ってお参りすることができました。
昔から大人たちが「いつまでお参りに来れるかねえ。」とか、「来年もこの階段を上ってお参りができるように元気で頑張らなくちゃ。」と言っているのを聞いていましたが、自分もそんな年になったんだということを実感します。
何しろ、ここにはもうかれこれ50年も毎年お参りに来ていて、年初の恒例行事になっています。

子供の頃、初詣の時はできるだけ遠くへ行きたかったものですから、成田山と決めていました。
佐倉に機関区があったし、長距離の電車に乗れるし、板橋からだと行きと帰りでコースを変えられるし、初詣と言えば親公認で遠くへ行かれるチャンスでしたから、そんなよこしまな考えで成田山に来はじめて、佐倉の嫁さんをもらって、会社が成田になって、自分も佐倉に住むようになって、そして50年が経過したのです。

でも、私の初詣はもう一つハシゴしてこちらへ。

台方にある麻賀多神社です。
成田山もそうですが、ここも知る人ぞ知るパワースポット。
その辺りの情報はオカルトっぽく聞こえる可能性がありますので私の口からは申し上げませんが、興味のある人はネットで調べるといろいろ出てきますから、ご自身で研究してみてください。

毎年帰り道に寄りますので夕方近くになってしまうのですが、幻想的な雰囲気です。
もう20年近く前からお参りしていますが、この神社、だんだんときれいになってきているんです。

日本全国的に見ると神社は守る人たちの高齢化や人口減少で、朽ち果てていく過程にあるところが多いのですが、ここもそうですし、いすみの出雲大社もそうですが、きれいになっていく神社というのは、つまりは参拝客が増えているということです。では、なぜ参拝客が増えるかというとご利益があるということになると思うのです。
どういうご利益かは人それぞれの価値観の問題ですが、そういうご利益が口コミで広まって、参拝客が増えてお賽銭が増え、きれいになっていくということは、神社が自分自身でご利益を証明したことになると私は考えます。

成田山は千年以上ですが、千年も参拝客が来るということは、やはりそれだけご利益があるということでしょう。
確かにどんどんきれいになっって立派になって行きますからね。

夕方訪ねた台方の麻賀多神社の場合、本殿の後ろにある小さなお社も忘れずにお参りしなければなりません。実はこちらがパワースポットなんです。

では、お参りの時に私は何を神様にお願いするか。

皆さんは何を願いしますか?

私は何もお願いはしないのです。

私は報告をするのです。

「今年もこうして来ることができました。
おかげさまで去年も一生懸命頑張って結果を残せました。
家族も皆元気で、新しい家族も増えました。
今年も一生懸命頑張りますので、見守っていてください。」

これが私のお参りです。

神様は人間の下心はお見通しですから安請け合いはしてくれませんからね。

では、今年も一生懸命頑張りますというと何を一生懸命頑張るのか。
それは、鉄道好きな皆様方に夢と希望を持っていただけるように、一生懸命頑張るということです。

四百五十五神社も同じですね。
この神社にお参りされる方は皆さん自分の事はお参りしませんよね。
皆さん「この電車が長生きできますように。」って一生懸命祈りを込めてくれているんです。

そしてお賽銭もこんなに。

だから願いが叶うのだと私は思います。
455も継続が決まったということは、そういうことではないでしょうか。

自分の事をお願いしているようでは下心見え見えですから、そういう願いはなかなかかなわないと思います。

ということで、455のクラウドファンディングも残すところあと1日。
何度も申し上げますが、私にはトキ鉄として欲しいものややりたいことがたくさんあるのです。そして、それはたくさんの皆様を幸せにすることなのです。

あと1日、どうぞよろしくお願いいたします。

現役で活躍する最後の国鉄急行形電車クハ455ー701を延命させよう