お金はいくらあってもありがたいです。

クハ455の検査費用のクラウドファンディングには、たくさんのご支援をいただきましてありがとうございます。

昨日も夜行列車でたくさんのお客様にお楽しみいただけましたが、本当に国鉄急行形の人気というものを感じます。

昨日の夜行列車の写真です。


列車の中でクリスマスケーキをほお張るみなさま。
クリぼっちをお楽しみいただけましたでしょうか?


今回お出ししたケーキは高田のレジーナさん特製のこんなに可愛いケーキ。
レジーナさんといえば、地元では皆さんご存じのおいしいケーキ屋さんですが、うちのスタッフが交渉してこんな汽車のケーキを作ってくれました。
線路の部分も食べられますよ。

このケーキを食べながら列車は妙高高原へ向かっていきました。


そして妙高高原を往復して直江津駅に戻った列車は、お待ちかねの深夜の立ち食いそばタイム。
昔、夜行列車で深夜に長時間停車した時に、駅のホームで開いていた立ち食いそばを食べた私としては、同じ体験を共有していただくことで、鉄道の旅の将来があると考えているものですから、こちらも無料の振る舞いです。


お客様、どうしましたか?

って、そんなところに置いて写真撮ってどうするの?

と、まあ、たかがカップ麺、されどカップ麺。

いつも食べている普通のカップ麺が、こうして食べるとおいしいんです。

こういうことがご理解いただけるかどうか、というのが、この列車のお客様になれるかどうか、ということなのであります。
わかるかなあ?

サービスの振る舞いですから、何個食べてもいいんですよ。
と言われてこの時とばかりに3個食べられた方が数名いらっしゃいましたが、まぁ、そういうことがトクだと思うのは良いですが、きっちり参加料金に入っていますから、こちらとしては痛くもかゆくもないのです。
でも、トクしたと思ってるのでしょうから、これが商売なのです。

そして夜はふけていきました。
正しい夜行列車の寝方。
昔は1ボックスに4人乗ってましたが、今は1ボックスに1人。
ロングシートは寝台車と一緒ですから楽なもんですね。

そう、この1ボックス1人で占有して、一晩で24000円。
価値がわかる方しかお客様になれないということは、そういうことなのであります。

ということで、えちごトキめき鉄道ではこういう旅を令和の時代にも皆様方に味わっていただくことで、鉄道の旅というものを今後の時代につなげていきたいと考えておりますが、クハ455の検査の次には、2024年冬に残る2両のモハ412とクモハ413の検査が控えています。
こちらも会社の事業計画としてきちんと費用計上をして検査に向けて頑張っておりますが、2両で7000万ぐらいかかりそうですから、お金はいくらあっても困ることはありません。

直江津D51レールパークに入れるオヤ31も動態でいつまでも稼働させたいと考えていますし、その後もチャンスがあればいろいろな車両を動態で保存したいと思っています。(まだ発表できませんが、着々と進行中です。)
地元直江津の皆様方は、ひすいラインの線路わきの五智公園に保存してあるナメクジ型D51をレールパークに入れて827と並べようとか、いろいろなプランがありそうですし、私としては体験運転の専用線を敷きたいと考えています。(これは私の妄想ですから、言っていいですよね。)

そんなこんなで、鉄道の町直江津でありますから、何とかトキめき鉄道が地域貢献できると考えているわけでして、そのためにはお金がいくらあっても困ることはありません。

ぜひぜひ、昭和の観光急行列車のクラウドファンディングにご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

https://readyfor.jp/projects/kuha455_echigotokimeki

わかる人にしかわからない、というこちらの記事も合わせてご一読ください。

https://toyokeizai.net/articles/-/641299