レールパークに仲間が増えます。(その1)

本日情報解禁となりましたのでお知らせいたします。

来春から直江津D51レールパークに仲間が増えます。

やってくるのはオヤ31形という古い客車。
形式のオは重量を示す客車の記号で、35トン級の大型客車。
ヤというのは事業用車を示します。

イロハならお客様が乗る客車ですが、事業用車とは車で言ったらパトカーや消防車、クレーン車などの働く自動車と同じカテゴリー。
この車両は建築限界測定車といって、線路際の信号機や標識などの設備が車両にぶつからないかどうかをチェックする車両です。

この車両はもともと昭和12年に客車として作られたものですが、戦後、進駐軍に接収されて食堂車に改造されました。
その後、建築限界測定車に再改造された経歴の持ち主で、御年85才の車両です。
ご縁をいただきましてトキめき鉄道で動態保存されることになりました。


長野工場で改造された車両で、JR西日本に移籍されたものですから、トキめき鉄道の線路も確実に走ってますね。

どれだけ貴重な車両なのかは私が言うと個人の価値観云々と言われますから、私からは何も言いませんが、すでにネットがざわついていますから、その貴重さはそのうちご理解いただけることと思います。
来春のオープンからお目見えします。

D51にぴったりの車両ですから、月に一度のイベント開催などで乗車体験できたり実際に車内に入れるようにもしたいと思っています。

JR西日本の発表では本日大阪の車両基地から金沢へ移送されたようですが、すでにレールパークは冬季休業期間に入っておりますので、トキめき鉄道でお披露目するのは来春となります。

今後、いろいろと情報を出して行きますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。