新潟の盲点

なんだか急に寒くなりました。

昨日も書きましたが、新潟では冬に向けた対策が進んでいます。
道路の消雪パイプの点検や、除雪機械の試運転など。
トキ鉄でも除雪用車両の試運転や雪に備えた設備の点検など、着々と進められています。

今日は会社の帰りに一杯飲んで帰宅しましたが、コートが必要な寒さです。
もちろん家の中でも暖房をつけて。

急に秋が深まるこの季節は、新潟では皆さん「そろそろ冬支度」というところだと思います。
レールパークも12月初めには冬期閉園だし。
どんどん店仕舞いをして雪に備える。
急に寒くなってくると、そんな気持ちになるものです。

でもね、そうじゃないんですよ。
本当は。

なぜなら太平洋側の皆さんはこれからが秋の行楽シーズン。
紅葉が始まり、どこへ行こうかなとワクワクでしょう。
そしてクリスマスへ向けて気分が高揚する。

もちろん正月は初詣。
初詣はただ単にお参りをするだけじゃなくて、ついでにいろいろ観光をするのが太平洋側の皆さん。
私たちの仕事だって、意外にも快晴のお天気が続く首都圏では書き入れ時なんです。

11月から12月、そして1月とイベントも目白押し。
店仕舞い気分でのんびりなんてしていられないのがこれからの時期なんです。

ドンドン出張を入れて、どんどん出稼ぎに行かなければならない。
そういう時期なのに、新潟にいると「そろそろ今年もお仕舞いにしましょう」的な雰囲気になってくるから要注意。
つまり、新潟にいて初めてわかる新潟の盲点なんです。

まして、コロナが明けて皆さんが動き出そうという時期に、「今年も店仕舞い」的になっていたらチャンスを逃しますね。

今、私はそんな気分なのです。

鉄道の日が終わったら、急に雰囲気が変わりました。
クリスマスが終わると町全体が急にお正月モードに変わるように。

寒くなって、冬支度が始まっているからと言って、今年も終わりではなくて、これから正月にかけていくら稼げるか。
地域に人を呼び込むのもそうだし、取りに行くのもそうだし。
または、地域の宣伝をしに行くのも、今、これからの季節の大切な仕事なのです。

私もすっかり地元になじんだ感がありますが、ともすると大きなビジネスチャンスを失いかねませんので、要注意が必要だと自分に言い聞かせる今日この頃です。