昨日今日のできごと

昨日札幌に入りまして友人たちの歓迎を受けました。

そして今日は朝から北海道庁の友人を訪ねてしばし懇談。
しばらく会わないうちに偉くなられていて、自分の部屋があるポジションに就かれていました。驚きましたが、人間は変わっていないので安心しました。

電車の中に神社を作ったら大うけですよと話をしたら、「うそだろう?」
「うそだと思うなら見においでよ。」と私。
そのぐらいのことをやらないと北海道の鉄道はどうにもならんのです。

そしてお昼は以前から気になっていた食堂のざる蕎麦。
すごいでしょう。
これで中盛りです。
挑戦しましたがあえなく撃沈。

皆さん普通に食べていたのがすごい。

そして午後から向かったのが美唄(びばい)市。
うちの息子が所属する北海道独立リーグの士別サムライブレイズの試合が美唄で行われるということで観戦に来ました。

ホームベース前に集合している写真の中で右端の背番号16が近鉄で活躍したあのブライアント。
今、独立リーグの監督をしています。
うちの息子がそんな偉大な経歴を持つ人の教えを乞うているというのがとてもうらやましいです。

おかげさまで試合は6-3で勝ち。
若い人たちがみんな頑張っているのは見ていて気持ちいいですね。
そして勉強になります。

あっという間に日が暮れて、快適な特急列車で35分。札幌に戻りました。

そして見つけた神社がコレ。
ハムカツ神社。

何だろう?
ハムカツ神社?

頼んでみるとおいしいハムカツが出てきました。

でも、良く考えてみるとなんでハムカツ?

あぁ、そうか。
日本ハムファイターズの勝利を祈願して「ハム勝つ!」ということのようです。

なんだか野球と神社に振り回されたような一日でした。

考えてみれば私の北海道の友人たちの半数は東京や大阪の出身者。
昨今では移住、移住と騒いでいますが、学校を出てから30年も40年も北海道に住んでいる彼らこそが、移住者の気持ちを理解できる貴重な人材であり、今後の政策にも貢献できるのではないかと思います。

ハムカツ神社を出てホテルへ帰る道すがら、時計台です。
そういえば時計台は45年も前から見ています。
大通り公園は夜の10時を過ぎても若い人たちがたくさん。

私にもそういう時期があったなあ。
あの頃、北海道に住みたいと思っていた私でしたが、同じ時代を過ごした仲間たちが、北海道に住んで30~40年。
今も第一線で活躍しています。

私にはできなかったことを彼らが実践している。
だとすれば、その彼らをサポートするために私には何ができるのだろうか。

そんなことを考えた夜なのであります。

そう、私にはできなかった北海道に住むこと。
今、私の息子が実践してくれています。

立派になったなあ。

そして確実に時代の主役は変わっていくのであります。