午前10時の上越妙高駅

今日は地元高田ロータリークラブの皆様方が雪月花にご乗車いただきました。
おかげさまでコロナ禍にありながら雪月花は2019年の水準までご利用を回復することができましたが、その陰にはこうした地元の皆様方のご利用に支えていただいているということが大きな要因です。

コロナ禍でインバウンドの外国人や都会からのお客様が来ないということは、地元の皆様方もなかなか海外や都会へ出かけることができないということですから、そういう時に観光鉄道としては地元の皆様方にご利用いただけるチャンスと考えて、営業戦略としてそれをしっかり取りに行ったことが、コロナが明ける前に、コロナ以前の水準に戻すことができたということの勝因だと思いますが、それはやはり地元密着型の鉄道として地元の皆様方に愛されているということになりますから、本当にありがたいなあと感謝しています。

さて、雪月花の午前便が上越妙高駅を発車するのが10時19分
その直前に反対方向からは413系観光急行列車が入線してきて、しばらく停車した後に10時19分に同時発車していきます。

雪月花の前に10時02分に同じく観光列車「越乃酒蔵」が直江津に向けて発車していきます。この列車が高田で回送の雪月花とすれ違って、雪月花は10時12分ごろに上越妙高に到着して、お客様を乗せて妙高高原へ向かっていくのですが、その雪月花を新井駅で待ち構えるのが新潟行「しらゆき」。その「しらゆき」は10時39分に上越妙高を発車して直江津に向かいますので、上越妙高駅付近でスタンバイしていればわずか1時間足らずの間に「越乃酒蔵」「雪月花」「413観光急行(快速)」「しらゆき」と4本の優等列車が撮影できて、さらに10時33分発の新井行電車は北越急行の車両でやってきますから、わずか1時間ほどの間に実に効率よく列車撮影ができるのであります。

しかもこの場所は車が無くても駅から歩いて行かれますからね。

午前10時の上越妙高駅付近は気軽に写真撮影ができる実に賑やかな列車通りなのであります。
(農村地域ですので農家の皆様方の邪魔にならないように注意して行動してくださいね。)