史上初の「鶴亀大作戦」に参加しました。

今日はおもしろかった。
史上初の鶴亀大作戦に参加させていただきました。

成田空港で大きなイベントが開催されました。

企画したのは私の親しい友人でローマ教皇が来日された際にお料理を担当した株式会社パシフィックプロジェクトの萩原勇作さんと、成田市の平山建設社長の平山秀樹さん。
どんなイベントかというと、JALとANAと共同で機内でカンファレンスを行うという「ステージ成田プロジェクト」です。

去年の夏ごろにこの企画の話を聞いた時には、「おいおい、何考えてるんだよ。JALとANAが共同でイベントなんかやるはずないじゃないか。」と思ったのです。
航空業界を知っている人間であれば誰もそんなことは考えません。

でも、彼らはコロナで落ち込んでいる航空会社と地元である成田空港を盛り立てようというところからスタートしていて、業界の大人の事情など意に介さずにどんどん話を進めて行って、本日、それが実現したのであります。


出発前にあいさつをする平山さん(左)と萩原さん。

すごいでしょう。
やっちゃいましたね。
笑っちゃいます。

成田空港の第2ターミナル国内線カウンターです。
ここは日本航空のカウンターですが、ほら、全日空の飛行機の絵も出てるでしょう。
それも全日空が誇る最新鋭機A380「ホヌ」ですよ。
これぞまさしく鶴亀大作戦! と私は名付けました。

今回は私は関係者として参加させていただきました。

ほらね。
ちゃんと出てるでしょう。
トップランナーとして機内で講演です。(収録映像の配信ですが)

国交省の藤田礼子さんとは旧知の仲良しですので、機内カンファレンスにも出演させていただきました。

で、どういうイベントだったのかというとですね。
まずはチェックインして搭乗券をもらいました。

JAL4901便 11時発 座席番号1G
行き先を見てください。
「東京/成田」ってなっているでしょう。
そう、成田空港発、成田空港行でございます。

そして飛行機に乗り込みます。

飛行機は国際線仕様。
座席はビジネスクラス。
機内食も出ます。

機内食はすべて千葉県の食材を使ったメニューで、萩原勇作さんのプロデュースです。

久しぶりの本格的国際線機内食!
お肉も柔らかくて堪能しました。

そして機内では収録動画の上映です。
お話をする藤田さん。
この後、私も出てきましたが、それは撮ってません。

機内食の食材は全部千葉県産でしたが、お水は新潟県産でしたよ。(エヘン)

機長さんは2人乗っていて、お一人の機長さんが機内でお客様へアナウンス。
そして圧巻は・・・

機内でのファッションショー!
昔の制服を着たアテンダントさんと機長さんが通路を歩いた後に出て来たのは、

なんと、マッスル系のお兄さんたち。
ヨガとアートが織りなす美しき世界「DOYAVAILA」というブランドだそうです。

いや~、おもしろかったですよ。

これが本日の飛行コース。
成田を離陸して長野県から富山、金沢、大阪、四国を回って成田へ戻るというハート形のルートでした。

所要時間3時間半の成田発成田行。

そして、成田空港に戻ったら、日本航空の飛行機から全日空の飛行機にランプを歩いて直接のお乗り換え。
こんなこと考えられませんよね。
何しろ史上初ですから。

そしてホヌの世界へ。
私にとっては初ホヌ。
入口では職員の方がバイオリンでお出迎えです。
多才だなあ。

こちらは飛びませんが、機内では米屋さんのどら焼きが出されました。
よく見るとANAとホヌの焼き印が。
もったいないけど食べちゃいました。

A380の機内ではホノルル支店長とリモート会議。
そして、藤田さんと私の対談を行いました。

ANAの飛行機の機内でJAL機の映像が流れるんですから、とにかく史上初なのでありました。

ホヌ、良かったなあ。
カウチシートになるのですから、家族連れでも安心。
私はエコノミーで十分ですから、ハワイへ行きたくなりました。

ということで、本日は久しぶりにこの角度から飛行機を見たのでありました。
前は毎日見ていたんですけどね。

平山さん、萩原さん、史上初のイベント大成功おめでとうございました。

一時はどうなるかと思いましたが、「ファーストペンギン」ですね。

思い切っていろいろなことにチャレンジしていく精神を、あらためて教えていただきました。

今日のこの史上初のイベントはいろいろなところでニュースになると思いますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。