インターネットというのは面白いもので、昔のことがポンと出てきたりする。
由利鉄応援団の川村高志さんが6年前の今日の写真をUPされてるのを見て、あぁ、そうだと思い出しました。
6年前の今日、私は秋田の由利高原鉄道に乗っていて、その列車の写真を駅で川村さんが撮っていたのです。
田んぼの中の駅、曲沢に向かうところです。
駅に入る直前に、ホームに川村さんがいるのが見えました。
こちらが川村さんが撮った写真。
ほら、一番前に私が乗ってるでしょう。
おもしろいなあ、こういうの。
じゃあなぜ私も川村さんもこの時由利高原鉄道にいたのかというと、
由利高原鉄道開業30周年記念だったのです。
廃止対象路線だった国鉄矢島線から第3セクターに転換されて30年。
よく頑張りましたね。
この日は30周年記念式典が開催されました。
その時、由利高原鉄道の社長をされていて、何とか廃止にしないでこの30周年記念式典の開催に結びつけた社長さんがこの方です。
そう、今、トキめき鉄道で営業部長をされている春田啓郎さんです。
(若いなあ。)
スピーチをして、応援団の皆様に感謝状を贈って。
赤いシャツを着ている2番目の、ちょっと恥ずかしそうに隠れている方が川村さんです。
その式典にはこんなにたくさんの方がいらしてたのです。
秋田県の人口の1割ぐらい集まったかと思いました。
春田さん率いる由利高原鉄道はこんなに地域の皆様方に大事にされていたのがお分かりいただけると思います。
津軽鉄道の澤田社長さんのスピーチ。
三陸鉄道の望月社長さん(当時)はローカル鉄道の在り方について講演をされました。
大変興味深かったので、その一部をご紹介します。
こちらは祝賀会上で矢島駅のまつ子さんと並ぶ川村さん(左)と比良岡さん(右)。
川村さんは千葉県在住、比良岡さんは関西在住で、遠くから長年由利高原鉄道の応援団として活動してくれていらっしゃる頼もしい存在です。
ということで、由利高原鉄道は本日開業36周年になりますね。
おめでとうございました。
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実は、この式典の4日前にも私は春田さんと都内でお会いしてまして、それはこの会でした。
偉大なる名将、竹島紀元氏のお別れの会です。
もちろん私はお会いしたことはありませんが、竹島氏の作品は存じ上げております。
会場で上映された名作「雪の行路」。
C62の最後は確か昭和46年の9月15日か16日だったと記憶していますが、その時私は小学校5年生でしたが、はっきりと覚えております。
一度C62を見てみたかったと。
JR東海の須田さんや、JR九州の石井さんなどもいらっしゃってましたが、本当ならお会いすることもできないような層々たる面々とお会いできたのも感動ものでした。
JR九州の初代社長、石井幸孝氏と談笑する春田さんです。
私が小学生だったころ、春田さんは大学生で、石井さんは30代のバリバリ鉄道技術者という年齢差ですから、春田さんはかなり会話が弾んでいたことを覚えています。
こちらは鉄道写真家の南正時先生。
先生とは共通の知り合いも多く、この時からたいへん懇意にさせていただいております。
櫻井寛先生も会場で竹島氏との思い出を語られていらっしゃいました。
こういった人脈を築かせていただけたのもありがたいなあと感じております。
ということで、インターネットの世界というのは興味深いですね。
お世話になっている皆様、本当にありがとうございます。
さぁ、今日から10月。
コロナも出口が見えてきたような感じです。
コロナ禍に何を蓄積してきたのかが問われる時期を迎えようとしています。
出遅れないように、そして先輩方に笑われないように、スタートダッシュをしていきましょう。
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