今日も暑かったですね。
梅雨が明けたとたんに全国的に猛暑。
北海道の帯広では37度とか。
公式発表で37度ですから、場所によっては40度ぐらい行ってそうですね。
冷房のない地域ではきついでしょう。
そう考えるとトキ鉄地域では「暑い」なんて言ってられませんね。
でも暑い!
そんな中、朝からたくさんのお客様がレールパークにいらしていただきました。
休憩所兼売店になっているクハ412ですが、簡易冷房を入れました。
この車両は車籍があって、実際に走ることができる電車です。
ということは、下手に改造することができませんので、100ボルトで稼働する仮設の冷房装置を入れたのであります。
これだけでなかなか快適です。
扇形庫の中はそこそこ風が抜けて涼しいのですが、そこに留置してある車両の中ですから、意外にお休み処になりますよ。
まあ、それにしてもこの暑い中、急行電車にはたくさんの皆様にご乗車いただきました。
本日はひすいライン2往復で170名様でした。
昨日の急行乗車人員は200名様。
2日間で370名様。
お賽銭は2日間で約35000円でした。
いいですか、皆さん。
お賽銭ですよ。
何も販売していません。
列車の中に賽銭箱を設置しただけで2日間で35000円です。
「この電車が今日走っていることをありがたいと思う方々のお気持ち。」です。
こういうことは公務員にはできないと思いますが、私は新潟県から「何をしてもいいですよ。」と言われておりますので、いろいろなことにチャレンジしているのです。
そう、この413系に関しては喧々諤々、いろいろありましたが、この緊急事態宣言が出ている夏休み前の時期に、週末に電車を走らせただけで370名の方が乗車券のほかに急行券をお買い求めいただいて乗りに来ていただいているのです。
これが、需要を開拓するということなのです。
本日の名立駅。
本日の市振駅
名立とか市振とか、何もしなければ誰も来ないような辺境の駅に、これだけの人が来るのです。
この列車が走るというだけで関山-二本木間に朝からこれだけの人が集まるのです。
「トキ鉄がマニア向けの電車を走らせているからだよ。」
と笑って過ごせますか?
モノの価値というのが運転開始後2週間でこれだけ現れているのです。
私はこれ以上は申し上げません。
私がやるのは何も売らずにお金を集めること。
そうそういつまでも私自ら乗車することはできませんが、お賽銭を入れていただいた皆様に向けて、若手スタッフがこんなカードを作りました。
これはありがたいお札ですね。
今度7月22日の運転日から、お賽銭を入れていただいた方にのみ配布いたします。
ちなみに裏面が数種類あるので、コンプリート出来るかな。
そうそう、7月22,23日は土休日ではありませんので、特別のヘッドマークを取り付けて走ります。
50年に一度のヘッドマークですよ。
どうぞお楽しみに。
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