私はシャワーだけよりもお湯につかるのを好みます。
ほぼ毎日お風呂を沸かしてお湯に入ります。
高田に来てわずか10か月で前のマンションから今のマンションに引っ越したのもその習慣あるがゆえ。
実は前のマンションにはお風呂に追い炊き機能が付いていなかったのです。
だから、お湯を張ってすぐに入らなければならない。
そして入っている間にどんどん湯温が冷めてくる。
それが耐えられなかったのです。
もしシャワー派だったなら別に何ともないことなのでしょうけど、特に冬。
寝る前にもう一度入ろうかなと思っても、入れないのです。
でもって、今日もお湯につかって「ふん、ふん、ふん」と鼻歌交じりで上機嫌でありましたが、「はっ!」と気がついた。
何に気がついたかというと、重大なミスを犯していたことに気がついたのであります。
「しまった! バスタオル忘れた!」
マンションは一戸建てと違って脱衣場に湿気がこもりやすい。
だから私はバスタオルは脱衣場に置いていないのです。
自宅ならお風呂から出たその場所にバスタオルが積んである。
だからお風呂に入る前にそんなことは一切気にしない。
ましてカミさんが私が入浴中に新しいシャツとパンツを置いといてくれるという実に甘やかされた生活を数十年も続けてきましたから、私は時々何も考えずにいきなり裸になって風呂に入るのです。
今日もそのコース。
そして気が付いた!
「バスタオル忘れた!」
さあて、こうなると大変です。
どうしよう?
どうしようと言ったって、どうしようもない。
結局、びしょ濡れの全裸オヤジが水しぶきを垂らしながらペタペタと廊下を歩いてリビングへ行って、タンスからバスタオルを出して体を拭くしかありません。
振り返ると我が来た道にぬれた足跡が。
何とも情けない単身赴任の瞬間です。
あぁ・・・
で、気を取り直して冷蔵庫からビールを出してプハ~!
足跡はそのうち乾きますからね。
そのバスタオルで床を拭けばよいじゃないかという方もいらっしゃると思いますが、私の場合、バスタオルは2日使うのでありますから床は拭けない。
そのバスタオルは食卓の椅子に掛けておきますから、そうすると次の日はお風呂に入る前に必ず目について、忘れずに持っていくのです。
自宅では毎日パッパと洗い立てのバスタオルを使っていたことに、実に罪悪感を覚える今日この頃。
とまあ、なかなか苦労しているのであります。
でも、想像しないで下さいよ。
か~ぜもないのにプ~ラプラ、ですからね。(爆)
さて、ビールも飲んだし、そろそろテレビでも見ましょうかね。
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