先日、西武園遊園地がリニューアル開業しました。
昭和の町をテーマにした遊園地だそうです。
聞くところによると古い遊具などを新しくするお金がないので、だったら古いままで行きましょうということで昭和をテーマにしたらしい。
面白い発想ですね。
ここまでやるんですからきっと開き直りなどではなく、きちんとした戦略に基づいていると思います。
行ってみたいなあ、と思いますが、残念ながら新潟からだと今の状況では行けませんね。
もうちょっと我慢です。
西武園と聞いてすぐに思い出したのがコッペル。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、実は今、上越で大切に保存されている旧頸城(くびき)鉄道のコッペル2号機が西武園遊園地で走っていたのです。
▲中学生の時に西武園遊園地で撮影したコッペル2号機です。
▲こちらは現在上越市で保存されている同じコッペル2号機です。
この機関車は頸城鉄道で走っていましたが、鉄道が1971年に廃止されてしまいました。そこで西武鉄道が西武園遊園地とユネスコ村を結ぶ西武山口線という小さな鉄道に呼び寄せて、鉄道百年の1972年から数年間走らせたのです。
▲1972年、コッペル運転開始時の記念切符。
鉄道百年は私は小学校6年生でしたが、板橋からだと子供でも行かれる距離で、そこに小さいながらも本物の蒸気機関車が走り始めたのですから、何度も何度も足しげく通いました。
その時のコッペルが今、上越市内のすぐ近くで大切に保存されているのですから、なんだかとてもご縁を感じるのです。
そういえばこんな電車に乗って行ったっけ。
あれ?
なんだか塗り替えた413系に似てますね。
昭和がテーマの西武園遊園地。
コロナが落ち着いたらぜひ出かけてみたいと思います。
その前に、同じ昭和がテーマのこちらの電車。
7月4日、運転開始ですよ。
ぜひぜひ。
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