今日は魚沼市の小出で只見線活性化シンポジウムが開かれました。
思えば只見線沿線の皆様とのかかわりは2012年12月にさかのぼります。
只見線は2011年の水害で大きな被害を受けて、それ以来福島県と新潟県に分断されている状態ですが、沿線地域の皆様方が何とか復活させようと奮闘していらっしゃって、このインスタの時代に、最近ではどんどん加速がついて、今や中国や台湾、そして欧米からもファンがたくさん訪ねてくるようになりました。
今回のシンポジウムもなんだかんだでもう第9回ということで、本日は小出に呼ばれて参加させていただきました。
ちょうど1年半前の2019年9月に金山町で開催されたのが第8回。
トキめき鉄道の社長として第2回目の参加となりました。
私がこの只見線の市民活動が素晴らしいと感じているのは福島県と新潟県の両県にまたがっていること。
こういう活動はたいてい自治体ごと、あるいは都道府県の境目で途切れてしまうのですが、只見線沿線では福島、新潟の両県がかかわっているんですね。
以前にその理由をお聞きしましたところ、「ここはもともと会津藩だったんだ。一つの地域なんだ。」とのことでしたが、そういう考え方って面白いですね。
一番右が写真家の星賢孝さん。
地元のカメラマンが毎日写真を撮り続けて、今では世界の星賢孝です。
只見線は復旧工事が順調に進み、あと2年ほどで全線で運転再開のようですが、実は全通がゴールではなく、全通がスタートなのです。
これからノウハウがある人材をつぎ込んで、地元の皆様と一緒になってさらに盛り上げていくことが求められます。
結果を出していくのはこれからですね。
トキめき鉄道も結果を出していかなければなりません。
只見線沿線の皆様、引き続きよろしくお願いいたします。
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