厳寒期の東北行脚の旅の4日目。
今日は津軽鉄道に来ました。



なんだかんだ言って寒いです。
ストーブであったまるにはちょうど良い気温です。


アテンダントさんにイカを焼いてもらって、おいしい日本酒をいただいて。
ありがたや、ありがたやの、非日常体験です。




凍てつく線路
凍てつく窓ガラス
凍てつく車体
凍てつくデッキ
ここは津軽。吉幾三の世界です。

でも、今年はご多分に漏れず観光客の姿はほとんどありません。
いつもの年なら2両で走って満席のストーブ列車が今年は1両。
その1両がわずか数人という状況です。
津軽鉄道はこの名物ストーブ列車が走る冬の時期が1年のうちでもっとも書き入れ時。
でも、団体客は12月末を最後にすべてキャンセルで、個人のお客様もほとんどいない状況です。
それでもストーブ列車はこうして毎日走っています。
津軽鉄道からの皆様へのメッセージです。
「車内から乗客が消え、空気を運ぶ毎日
乗務員・駅員 職員一同 皆さまと会えるのを楽しみにしています。
もうひと頑張り 皆さま ご自愛ください。」
お客様がいなくなって本当に大変な時期だというのに、「もうひと頑張り 皆さま ご自愛ください。」とは泣かせるじゃないですか。
自分のことよりも私たちのことを気遣ってくれているのですから。

同じ青森県では弘前の弘南鉄道も大変な状況ですが、2社合わせたこんなコラボ切符も販売しています。
そしてこの冬も「仮想乗車キャンペーン」を実施しています。
You Tubeで津軽鉄道の車窓風景がUPされていますが、この動画をご覧いただいた方へ、仮想乗車の運賃をご協力いただくキャンペーンです。
津軽鉄道の片道運賃は870円ですが、動画をご覧いただいた皆様に乗ったことにしていただいて、いくらでも結構ですからご支援をお願いしますというキャンペーンです。
詳細は 津軽鉄道のホームページ にて
観光客がいなくなっても厳冬期の津軽鉄道で頑張っている職員の皆様方へ、応援の気持ちをぜひお届けください。


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