今日は新潟へ

今日は新潟市内へ行きました。

直江津から新潟まで130㎞もあるんです。
特急列車で1時間45分。
それもちんたら走る特急じゃなくて、かなり一生懸命走る特急列車で。

新幹線で東京へ行くのと時間的には同じです。

往路は「しらゆき3号」
直江津駅構内はまだこんなに雪があります。
排雪できないので線路をつぶして雪を積んである状態です。
根雪でしょうかね。多分春まで溶けない。

帰りは「しらゆき8号」。

この特急「しらゆき」というのは乗車率が低くて危機的にあると言われている列車です。今日のところは10パーセント程度の利用率でしたね。
1列ごとに1人座っている感じでしたが、今の時代は新幹線よりも乗車率が良い列車になっていると言えるのではないでしょうか。

バスに比べるとお値段は高めですが、じゃあ、バスが乗っているのかというと実はそうでもなくて、つまり、もともと人の移動というのが少ないのだと思います。

何しろ新潟県は富山県境の市振から山形県境の府屋まで、290㎞以上あります。
この290㎞という距離は東京から東海道を下っていくと愛知県の豊橋まで。
北へ向かえば福島より先ですから新潟県は実に横に長い県なのです。
でも、横の移動はあまりなく、人々の移動は東京へ向かっている放射状の縦移動ですから、その横移動を鉄道会社が自力で支えるというのは無理があるような気がします。

とまあ、本日はあらためて新潟県の大きさを考えさせられた一日でした。

今度、各駅停車で府屋まで行ってみようかなあ。