今日10月3日は「とーさんの日」らしい。
「父さんの日」じゃなくて「倒産の日」
自虐ネタで日本一のエンタメ鉄道を目指す銚子電鉄の竹本社長さんが先週上越市の高田世界館で開催された映画「電車を止めるな!」の上映会の後のトークショーでそんな話をしてました。
▲高田世界館でのトークライブ。
本日10月3日にトーサンするかもしれないチョーシ電鉄に来い!
というメッセージと理解した私は、本日銚子に出かけてまいりました。
新潟は魚がおいしいところで、いつもおいしい魚をいただいている身ではありますが、せっかく銚子に出かけるのであればやっぱり魚でしょう。
魚屋さんの一角にある知る人ぞ知る食堂でお昼ご飯を食べました。
人気の店で結構待ちましたが、出てきた定食がこれです。
金目鯛の煮つけ定食 1200円。
金目鯛は30センチ近くある代物で、伊豆半島の金目鯛とは違って房総の金目鯛は実が柔らかいのが特徴ということでございます。
この大きさの金目鯛だと、煮つけにしたら3000円ですよ。
それがご飯お替り自由で1200円ですからね。

上刺身定食 1500円。
ふつうの刺身定食は1000円だそうですが、上になると鮪が大トロになる。
手前の真ん中と向こうの左上が大トロ。7切れですよ。
ご飯お代わり自由で、これで1500円ですから正直申し上げて狂ってますね。(笑)

お汁はイワシのつみれ汁で、まいう~でした。


さて、お腹もいっぱいになったところで向かったのは銚子電鉄の犬吠駅。
この駅はトキめき鉄道の妙高高原駅と同じく駅舎の一部がテレワーク事務所になっておりまして、しばらくお仕事をさせていただきました。
いやいや、実に落ち着いて仕事ができる環境です。
さて、1階の駅売店に行ってみるとたいそうな賑わい。
電車が到着するたびに30~40人ぐらいの皆さんが下車してくるのと、車で来て売店に寄る方々で、レジ2台がフル稼働中。
どこが倒産の日なのでしょうか?
でもってこんなものを見つけました。


枕木カステラ?
何だこれ?
聞いたことがないぞ。
銚子電鉄どいえばぬれ煎餅にまずい棒。そして今を時めく線路の石ではありませんか。


線路の石もちゃんと売っていますが、この「枕木カステラ」は初めて見た。
電車のパッケージを変えて3種類も。
しかも中身は3つとも同じと来た。
いや~、恐るべし銚子電鉄!
ネットには出ていない。
ネットでは買えない。
こういう商品が出ていることも知らない。
しかしながら、現地に行くとしっかりと売っているのです。
これ、現代はいくらネットの時代になったとはいえ、実際に行かなければ買うこともできなければ、こういう商品があるということすら知ることができない。
やはり百聞は一見に如かずということなのです。
恐るべし銚子電鉄!

パッケージのデザインが3つあれば、中身が同じとは言え、やはり3つ買わなければなりません。

そして、さらに驚いたのは、これがどうして枕木なのか???
という大きな疑問。
私としてはPC枕木の形をしてるのかと思っていたのですが、なんだこれ?
だいいち、大阪で作ってるし。
そしてそして、なんと、お味はなかなかおいしいのであります。
百聞は一見に如かず。
百見は一食に如かず。
いやいや、なんと恐るべし銚子電鉄。
いったいどこが倒産の日なんでしょうか?
先週も、先々週もこの季節としては過去最高の乗車人員と売店売り上げを誇っているというではありませんか。
ボーっとしている鉄道会社はどこだ!?
と、言われないように、トキ鉄も頑張らなければいけませんね。
Go to の東京版も始まり、世の中は完全に動き始めているのであります。
新作の「まずい棒」わさび味は、たぶん今までで一番おいしい出来だと私は思います。(個人の感想です。)
皆様、行かなければ買えない「枕木カステラ」。
早くしないとなくなっちゃいますよ~~~
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