今日、北海道の観光用車両「クリスタルエクスプレス」が最後の走りを終えました。
デビューから30年以上が経過して、老朽化による引退だそうです。
クリスタルエクスプレスは以前は定期列車にも使われていましたので、私もずいぶん乗車しましたし、最前席からの前面展望も撮影しました。
画像は古いですが、札幌-帯広間の全区間の映像がありますから、今度20数年ぶりに見てみようと思います。
JR北海道は経営危機で会社を立て直ししなければならない状況にあります。
それも、期限が区切られていますから、待ったなしの状態です。
そういう時に、観光用としてこういうクリスタルエクスプレスのような車両はまだまだ使えると私は思いますが、いくら走らせたって赤字でしょうから、どんどん捨てていくことで軽くなろうとしているのでしょうかね。
経営としては一つの方法かもしれませんが、商売としてはなんだかおかしいような気もします。でも、ただでさえJR北海道からは目を付けられている身ですから、あまり言うとさらに嫌われてしまいますからやめておきましょう。
一つだけ言えることは、北海道の線路を守るということと、JR北海道という会社を存続させることは同じではないということ。
そして、大切なのは北海道の線路を守るということなのです。
ありがとうクリスタルエクスプレス。
たくさんの思い出を多くの人に残して旅立って行くのでしょうね。
時代背景を考えると歴史に残る斬新な車両だったと思います。
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