成田発 6:20

今日は公営水道事業者の経営者の方々にお会いしました。

日本はどこへ行っても水道水が飲料に適しています。
これは素晴らしいことです。
世界に誇れる技術です。

でもね、水道の蛇口をひねって出てきた水を直接コップに注いで飲んでもらうなんてことは、外国人旅行者にはあり得ません。
英語ではTap Waterと言いますが、お茶を入れるとか料理に使うとか、あるいは歯を磨く程度ならわかりますけど、水道をひねって出てきた水をコップに注いで飲むってのは、どうなんでしょうね。
日本人だって、毎日生活している地域は別ですが、旅先や知らない土地での生水は飲みません。
衛生的に問題ないとわかっても、です。

というよう話を先日も書きましたが、じゃあどうしたら水道水を飲んでもらえるのでしょうか。
私は水道の水をペットボトルに入れて封をしたらよいと思います。
そういうペットボトルがホテルの部屋に置いてあれば、飲んでもらえると思います。
現に東京都や大阪市では水道水を販売している。
東京都の販売している水は金町浄水場の水ですから、東京育ちの人間としては信じられないんですが、私が金町浄水場の水を飲んでいたのは30年も40年も前の話ですから、変わったのでしょうね。

昔、タイのバンコックへよく出張で行きましたが、ホテルの部屋に入ると象さんのマークのお水の瓶がサービスで何本か置いてありました。
今はどうか知らないけど10数年前はペットボトルではなくて瓶。王冠のやつね。
デスクの上に2本、洗面所に2本という具合に。でもって、全部一か所に並べてみて、それを横から見ると入っている量がまちまちなんですね。
う~ん。

瓶に入ったミネラルウォーターと言えば、その昔、学生時代にパブで飲み会をやっている時、当時は安い飲み会ではウイスキーの水割りが一般的だったんですが、「ミネラル」って頼むとボーイさんが5~6本ミネラルウォーターの瓶を持ってくる。
その瓶をよく見ると、入っている量がそれぞれ違うんです。
もちろん栓は既に抜かれています。

私が「何だこれ?」って言ったら、友達が、「水道水に決まってるだろう。」って笑っていたのを思い出しますが、水道水だって、瓶につめれば気がつかないうちに飲んじゃいますし、衛生的に問題が無ければ、それも飲んでいただくための一つの手ではないかと思います。

バンコクの話ですが、考えてみればかの国にミネラルウォーターが採取できる場所があるとも思えず、なんとなく変なお水だったような気がしますが、私は日本料理屋で瓶ビールに湯豆腐で過ごしましたので、おかげさまでタイではお腹を壊さずに済みました。

ということで、湯上りの今、一杯やっております。

でも、明日は成田発6:20なので、これはお水です。
今夜はお酒は飲みませんが、氷を入れるとお水だってその気になれるものです。

それにしても6:20は早いなあ。
東京からなら未明にバスがありますが、この辺からだと車じゃないといけないものですから。