Facebookではお知らせしてありますが、観光庁の会議の関係で1泊2日の弾丸で台北に行ってきました。
昨日の朝の飛行機で出て、午後から現地で会合。
お仕事はそれでおしまいで、今日は帰るだけという予定ですので、それほど弾丸と言うわけではありませんが、飛行機が午後便だったので、それまでどこへ行こうかと考えまして、平渓線はちょっと厳しいので、「そうだ、キールンへ行ってみよう。」と思い立ちました。駅がきれいになったのは知っていましたが、ついぞ行く機会がなかったもので、目的はもちろん駅を見るだけでございます。

地下化された基隆駅。
床までピカピカです。


地下化されて3年ほどですので線路のバラストもまだきれいです。

新しい基隆駅。モダンな建物です。

道路を挟んで反対側にはかつての基隆駅がありました。

上から構内跡地を見るとこんな感じです。

ホームも残されていますが、このホームと柱に見覚えがあります。
前回訪れた時の基隆駅ホーム。
2014年4月の撮影ですが、まだ地上駅でしたが地下化工事が始まっていました。

ホームもどんどん壊されていましたが、今、上から見ると▼こんな感じです。

私がなぜここ基隆駅に来たかと言うと、この駅は台湾という島のかつての入口の駅で、北海道で言ったら函館であり、四国で言ったら高松であるように、台湾の基隆駅は日本からの船が到着する港町で、ここから鉄道が始まった由緒ある駅だからです。
今でも函館や青森や高松と同じように、駅から風百メートルのところに港があって大型の船が停泊していますし、かつてはここからその港まで線路がつながっていて、日本からの車両などが入って来ていたという歴史がある駅であります。


役目を終わった旧駅舎と駅前広場は今はバスターミナルとしてにぎわっていました。
今日は飛行機の時間がありましたので駅だけ見てすぐに帰ってきましたが、基隆は見どころたくさんの港町ですので、次回は台北ではなくて基隆に宿を取って、じっくり滞在してみたいと思います。
雨の町と言われる基隆ですが、今日は快晴で気温20度。行程は弾丸でしたが、気持ちはゆったりとさせていただきました。
昨日の京王線に続き、新旧対比のコーナーでした。
それほど昔のことではありませんが、撮っといてよかったなあと思いました。
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