本日、サンセバスチャンよりロンドン経由で帰国しました。
そして、キハ52のクラウドファンディングが当初の目標500万円を達成したことを知りました。
ご支援いただきました皆様、どうもありがとうございました。
クラウドを運営しているReady Forさんにお聞きしましたところ、驚異的なスピードで達成したのもさることながら、このサイトに訪問されたPV数と、実際にご支援まで結びついた数の率というものが、今までにないほど高いということで、たいへん驚かれていらっしゃいました。
今後、さらなる目標に向けて積み上げていかれたらと考えております。
先ほど、NHKさんからも取材が入りました。
「すごい状況になってますね。」と記者さんに言われましたが、企画が通ればニュース情報番組でぜひ取り上げたいとのことです。
何だか、1つのムーブメントが起きそうな気がしています。
初夢「妄想特急」でも申し上げましたが、いろいろ方法は出てくると思います。
意志あるところには道が開けると確信しています。
いすみ鉄道は新任の古竹社長さんがいろいろ経営的手法を発揮されて奮闘されていらっしゃいますので、部外者となった私が口を出すことではありませんが、いすみ鉄道では無理なことでも、この観光立国の時代ですから、例えば、このキハ52を別の団体が所有管理して、いすみ鉄道や、あるいはほかの鉄道の線路を走ることだって、あながち不可能なことではありません。そういう可能性を考えると、すべてをいすみ鉄道で完結させる必要があるかどうかという話になります。
私はこのキハ52やキハ28は貴重な文化財だと考えていますが、それが古竹社長さんの会社経営にとって重荷になるようなことであれば、何とかその負担を軽くしてあげることも私の使命だと考えています。
もし、今後、いすみ鉄道でこのキハ52、あるいはキハ28が経営に重くのしかかるようであれば、責任の一端は私にもあるわけですから、何とか別の方法を考えなければなりません。でも、その別の方法を探すことは可能だと私は考えています。そして、そのためには世の中の機運というムーブメントを起こす必要がありますから、このクラウドで驚異的な数字を作ることが、ムーブメントを起こすことになるのではないか。
そんなことを私は考えています。
今後とも引き続きご支援を下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
1973年(昭和48年)の上総中野駅。
50年前のこのシーンが、今でも見ることができる価値。
日本ではいすみ鉄道だけなんです。
これが価値なんです。
ご理解いただける方々で、ムーブメントを作りましょう。
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