日暮里駅のホーム番線は
0番線:京成上り 上野行
1番線:スカイライナー乗車ホーム
2番線:下り一般電車
3番線:常磐線上り 上野方面
4番線:常磐線下り 松戸方面
9番線:京浜東北 南行
10番線:山手外回り 東京方面
11番線:山手内回り 池袋方面
12番線:京浜東北 北行
このようになっています。
5~8番線は欠番です。
そして、本来5~8番線があるはずのところには新幹線の開口部があります。
でも、新幹線が工事開始する前までは、ここにホームがあったんです。
東北本線、高崎線の線路に2本のホームがあって、私が記憶している範囲では使われるところは見たことないのですが、日暮里で山手線から常磐線や京成電車に乗り換える時に渡る跨線橋には下のホームへ行く階段がありました。
私の記憶では降りられないようにロープが張ってありましたが、ホームは使われてはいないものの、形をとどめていました。
昭和50年代になって、新幹線が上野に入ってくることに決まった時、上野の地下にどうやって新幹線を入れようか、その新幹線の入口にちょうどおあつらえ向きだったのが日暮里駅の使われていなかったホームの場所ということになりました。
私がなぜこんなことを思い出したかと言えば、こんな写真が出てきたから。
京浜東北線のホームから常磐線のホームを見たところです。
ネガの記録を見ると昭和47年(1972年)。小学校6年生の時に撮ったもののようです。
跨線橋の下から撮った写真ですが、朽ちたホームと、そのホームへ降りる階段がこちらも朽ちた状態で残されていました。
常磐線との間にホームが2本。東北高崎の下りと上りのホームです。
これが今欠番となっているホームです。
なぜ、こういう写真を小学校6年生のガキが、貴重なフィルムを使って撮っていたのか、まったく記憶はないのですが、いったい私は何を考えていたのでしょうか。
たぶん、このホームを記録しておきたいのと、駅名表を取りたいのが一緒になって、1枚フィルムを使ったのだと思います。
不思議だなあ。
自分のことだけど、いったいなんだったのだろうか。
そして今。同じ場所です。
新幹線が下に下がっていく線あって、その向こうに東北高崎線、そして常磐線のホーム、京成電車と続いています。
少し上野寄りに動くと新幹線の線路は地下に入り、コンクリートでふさがれています。
京成電車の下りホームは高架化されて当時の面影はありません。
小学校6年生の時に何を考えて撮ったのかは思い出せませんが、こういう写真が1枚あるといろいろ面白いですよね。
なんだかおかしな子供だったことだけは確かなようです。
最近のコメント