大きな地震が発生し、大変な状況になっている北海道ですが、今日から特急列車の運転も始まりました。
徐々に機能を取り戻しつつあるとニュースで報じています。
とにかく広大な大地で、長大な鉄道路線が急速に復活していくニュースを見て、私は自分の考えを再確認しました。
それは、「JR北海道という会社はたくましくて素晴らしい現場力を持っている。」ということです。
就活中の学生たちは、よく鉄道会社や電力会社のことを「インフラ系」だと言うようですが、鉄道会社は「インフラ系」ではありませんし、電力会社も「インフラ系」ではありません。
鉄道会社も電力会社も、「オペレーション系」なのです。
しっかりとしたオペレーションが求められる。それが鉄道会社や電力会社なのです。
そういう鉄道会社や電力会社をインフラ系などと呼んで、安定してるからといった理由で優秀な学生が集まってくる。
そういう構造を長年やって来て幹部になって行った連中が、鉄道会社や電力会社をダメにしてきた。これがここ数十年のツケだと思います。
大切なのは何と言っても現場力です。
現場がきちんとオペレーションを支えていく。
これが基本なんですね。
そういうことを忘れた会社は、大きなしっぺ返しを受ける。
東日本大震災の時はそうでした。
でも、今回はJR北海道も北海道電力も素晴らしい現場力を持っていると私は思います。
これだけの大災害にもかかわらず、持てる資源を最大限に使って一時間でも一分でも早く復旧させたいという強い意思を感じます。
こういう会社に勤めて一生懸命頑張っているスタッフの皆さん方は、きちんと評価されないといけないと思います。
そして、JR北海道には明るい将来があると思います。
きちんと現場のオペレーションができているわけですから、頭を取り換えるだけでいくらでも復活できる可能性があるのですから。
皆さん、JR北海道も北海道電力も、コンビニもスーパーも、素晴らしい現場力を惜しみなく発揮して社会に貢献している会社は、会社の幹部は別として、現場のスタッフの人たちには温かな目を向けて、感謝の声をかけてあげてください。
明日から新しい一週間が始まります。
皆さん、頑張っていきましょう!
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