そろそろ観光のピークを迎えたいすみ鉄道ですが、今日もたくさんのお客様にお越しいただきました。
ふだん1両のいすみ鉄道ですが、2両編成にすると後ろの車両にもご案内、運賃収受などの乗務員を乗せなければなりません。
そのため、人が足りないということで、今日は私が1日大原駅でお客様のご案内、誘導掛を務めました。
大原駅で急行列車を待つお客様の行列です。
約100人ぐらいのお客様が列をなして、列車のドアが開くのを待っています。
JR線では大したことはないかもしれませんが、ふだんレールバスで走っているいすみ鉄道では、大変な輸送です。
まして、並ばれているお客様は皆さん観光客ですから、ほとんどの方がいすみ鉄道にはじめてこられた方ばかりで、不慣れな方々です。
切符はどこで買うのか?
整理券を取るのか?
どこから乗るのか?
そういうことが全く分からない方々です。
そして、この列車は急行列車ですから乗車券のほかに急行券が必要で、あらかじめお買い求めいただく必要があります。
そういうご案内は、列車が到着するずっと前から、お客様にご案内して、必要な乗車券、急行券をお求めいただかなければなりません。
ところがこういう時は売店もごった返していますから、切符の販売とお土産物の販売でレジを打つので精いっぱい。
ということで、今の季節は毎週土日にご案内用のスタッフを置いているのです。
こういうことは、数字を見ているだけの経営ではわかりません。
「人を余分に配置して人件費がいくらUPすると思っているのか?」
なんていう頓珍漢なことを言い出すのが関の山ですから、私は就任当初から現場に出て、列車にも乗るし、売店もやるし、駅員もやるのであります。
そして、本日も老若男女、お越しいただきましたお客様がみんな笑顔で、楽しい思い出を持って帰っていただいたのであります。
お越しいただきました皆様、ありがとうございました。
上総中野の渡辺新悟さんが撮影した本日のいすみ鉄道。
今年は菜の花が少し遅めですが、それでも見ごろを迎えてきました。
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