今日は雨降りの一日でした。
冬に逆戻りしたような冷たい雨でしたから、春雨じゃ、濡れて行こう。と流ちょうなことを言ってられる温かい雨ではありませんでしたが、それでも、雨の日は雨の日で、それなりの良さがあるというものです。
菜の花のピークの時期に、雨に降られてしまえば、お客様の数も少なく、売り上げも今一つではありますが、それでも国吉駅のタコ飯弁当はお昼には売り切れましたし、列車にもかなりのお客様にご乗車いただきました。
向こうの山に雲ができかかる水墨画の世界のような国吉駅。
そこへ急行列車が到着。
今日は雨の日スペシャルでヘッドマークは「うち房」
雨の日には普段と違うマークを付けて走るいすみ鉄道乗務員のサービスです。
カケス団長が雨のホームで駅弁を持って待機。ご苦労様です。
雨とはいえ、お客様はホームにあふれます。
この13時の急行列車で駅弁もポップコーンも売り切れました。
反対側の線路にはドコモの「いすみらい美術館列車」が到着。
2両編成でもほぼ満席でした。
キハの足元を見ると、ホームと線路の隙間から菜の花が顔を出しています。
雨ニモマケズ
根性菜の花ですね。
ほら、こんなところに根性菜の花が咲いています。
どうして国吉駅の菜の花ってこんなに根性があるのか知ってますか?
最近いすみ鉄道を知った方はご存じないと思いますが、国吉駅の菜の花って、スペースシャトルで宇宙へ行った菜の花の子孫なんです。
スペースシャトルで宇宙へ運んで、宇宙で数か月間滞在した菜の花の種をもらったのが2011年9月。
その年にその種をまいて、翌年咲きまして、その花の種がまたこぼれてどんどん広がって、今に至っているわけです。
2011年9月9日の私のブログ ←ここをクリック。
だから、他の菜の花の種と比べたら気合が違うんですよ。
これが国吉駅の根性菜の花のいわれです。
皆さん、本当の話ですからね。
だから4月の中旬がチャンスなんです。
何がチャンスかというと、花が終わって種を付けたころに国吉駅にやってきて、種が入った鞘を2つ3つもぎって持って帰れば、皆様のおうちに宇宙帰りの菜の花の子孫が増えるのですからね。
菜の花の花が終わってしばらくしないとだめですよ。
たぶん4月の中旬以降だと思います。
いすみ鉄道はあまりいろいろとやかく言いませんから、鞘をもぎって少しぐらい種を持って帰るのは目をつぶっていますからね。
ローカル線ですから、そういうのも良いのではないでしょうか。
本日は千葉県知事選もありましたが、現職当選のようですし、「雨もまたよし」ということで。
おやすみなさい。
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