大井川鉄道視察旅行

今日は先日に引き続き大井川鉄道へ行ってきました。
いすみ市商工会、法人会、そしてムーミン列車応援団の皆様から熱いご要望をいただいておりました大井川鉄道視察旅行です。
(先日は下見と打ち合わせでした。)
朝5時半に国吉を出る日帰りの強行軍でしたが、40名の皆様が参加していただき、大盛況でした。

[:up:]新金谷駅前で記念写真。
大井川鉄道は昭和51年から蒸気機関車の列車を運転し、すでに34年。
日本の観光鉄道の元祖ともいえる路線です。
その路線を、いすみ鉄道の地元の皆様に体験していただくことで、観光客をお迎えする側のノウハウを持ってもらいたいというのが、今回の視察旅行の主旨。
それをいすみ鉄道が提案したのではなく、いすみ市の地元の皆様が、ぜひ勉強したいと自発的に提案されたのが、今回の視察旅行のすごいところだと思います。
ふだんの生活では鉄道には縁がない皆様が、お客様の心理、心境を学び、
「やっぱり、汽車旅っていいよねえ」
「いすみにせっかくいらしていただいたお客様に、来てよかったと言っていただきたい。」
と、SL列車に乗って皆さん異口同音におっしゃってました。
古い汽車に乗って駅弁を食べながら、汽車旅を楽しんだあとは、大井川鉄道の職員の皆様と意見交換会。
1時間以上にわたり、多数の質問や意見交換が行われました。
「俺達、いつも国吉駅で列車に手を振る側だけど、お客さんとして乗っているときに地元の人たちから手を振られるって、すごくうれしいことなんだね。」
と言っていた応援団長の言葉がとても印象に残りました。
大井川鉄道もすごく良いけど、いすみ鉄道だって負けないぐらい良いところなんですよ。
地元の人たちも他を見ることで自分の地域に自信が持てた1日だったと思います。
ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。
今夜の皆様は白河夜船ならぬ 「白河夜汽車」 で、汽笛と煙の夢をお楽しみください。

[:up:]昭和の汽車旅に皆様大感激!

[:up:]下車駅の下泉に到着。汽笛を鳴らしドラフトを響かせて目の前を発車していく汽車に、おばさん、おじさんとも大歓声を上げていらっしゃいました。