台風が房総半島に猛威を振るいましたが、おかげさまでいすみ鉄道には大きな被害が出ず、お隣の小湊鉄道さんも平常運転に戻りましたので、とりあえずホッとしております。
今年は夏前の大事な時期にちょっとゴタゴタした関係で、稼ぎ時となる夏休みへ向けた仕込がほとんどできず、チャンスを逸した感がありますが、それでも、何とか皆様方にお楽しみいただこうと、会社の営業的には大してプラスにはなりませんが、アテンダントやいすみ鉄道のスタッフ、そして地元の人たちが協力してくれまして、手作りイベントを開催してきました。
稲刈りイベント、大人の夏休み(原っぱビヤガーデン)、会員制キハ30体験乗車、ヘッドマーク祭りなどなどですが、8月もいよいよカウントダウンとなってまいりました。
今週のイベントのお知らせです。
明日25日 大多喜高校生徒会によるアテンダント体験。
日中の500番台の列車をキハ2両編成で運行します。
キハ28の方はレストランの貸切運行ですが、キハ52は急行券なしの普通列車としてご利用いただけます。
そのキハ52の中で、大多喜高校の生徒会の皆様方がアテンダント体験を行います。
もちろん正規のアテンダントが乗車しての補助的なものですが、「切符に鋏を入れる」などという未知の体験に挑戦していただきます。皆様、高校生アテンダントをお見かけしましたら、ぜひ、優しい声をかけてあげてください。
27日(土)は居酒屋列車。
すでに申し込みは締め切っておりますが、今回もたくさんのお客様にご乗車いただく予定です。
もちろん、地元の皆様方からもご予約をいただいております。
私とカケス団長が実際に乗車してお客様にサービスを行います。
ご予約いただきました皆様のご乗車をお待ちいたしております。
27・28日はヘッドマーク祭り最終週。
今回は国鉄形車両に似合う四国シリーズのヘッドマークを取り付けて運転します。
キハ28、キハ52の両方にヘッドマークを取り付けます。
千葉県もそうでしたが、四国でも国鉄の末期まで、丁寧にいちいちヘッドマークを取り換えて急行列車が運転されていました。
旧国鉄系の会社からは定期急行列車はほぼ全滅してしまいましたが、国鉄形車両を使用するいすみ鉄道では、かつての国鉄時代の雰囲気をお楽しみいただこうと、スタッフが一生懸命考えて、古い資料をひも解きながら、図面を起こしてこれらのヘッドマークを作りました。1980年代の四国の国鉄の情景がよみがえる週末となります。
国鉄形というのは全国区です。初めていすみ鉄道を訪れた方、千葉県がふるさとでもなんでもない方々にとっても、「懐かしい列車」です。それが国鉄形の素晴らしいところですね。
だから、こういう列車を走らせるだけで、全国の人たちから「懐かしい景色ですね。」と言ってもらえるのです。
これは沿線地域にとっても大きなアドバンテージだと私は考えます。
大人たちにとっては「昔懐かしい思い出の旅」。
若い人たちにとっては「国鉄時代を体験して思い出を作る旅」。
8月最後の週末は、どうぞいすみ鉄道でお楽しみください。
もちろん私も土日は沿線でうろちょろしておりますので、見かけたらお声をおかけくださいね。
皆様のお越しをお待ちいたしております。
最近のコメント