バチカン大使館晩餐会

「鳥塚さん、相談があるんですが。今度バチカン大使館の晩餐会の料理を任されることになったんですよ。」
こう聞かれて私は「え~っ? すごいですね。」と言いました。
私に相談を持ち掛けてくれたのは、私の友人で佐倉市ユーカリが丘でレストランを経営する萩原社長。
相談というのは、その晩さん会でいすみ市の食材を使用したい、ということです。
いすみ鉄道沿線の食材を大使館で使ってくれるなんて、こんなに願ったりの話はありません。
私は早速懇意にしているいすみ市役所の若手担当者に連絡しました。
そして、萩原社長がいすみ市を訪ね、市の職員と一緒に網元を回って交渉成立。
昨日6月15日の夜にいすみ市の伊勢海老などを使用して晩餐会が行われました。
【以下、萩原さんのFacebookページからのご紹介です。】

6月15日、東京都内にあるバチカン大使館(正式名称、駐日ローマ法王庁大使館)公邸内にて晩餐会が開催され、弊社店舗のイタリアンレストラン オリベートが全ての料理とサービスを担当致しました。

コースのテーマは「千葉からのプレゼント」
千葉県内のレストランが大使館晩餐会を担当することは非常に稀な事でしたので、弊社の店舗がある千葉県の美味しい食材をゲストの方々にご紹介できるような地産地消のコースメニューでご提供させて頂きました。

まず魚介類で採用させて頂いたのが、千葉県いすみ市大原漁港。
いつもお世話になっているいすみ鉄道の鳥塚社長、いすみ市水産部の職員の方からご紹介頂き、禁漁期直前の活伊勢海老をたっぷりと確保させて頂きました(^^)
その他にも3.6キロの大きな天然真鯛、今が旬のヒラマサも採用させて頂きました。
本当にありがとうございます。

そして野菜は千葉県佐倉市の結び合い農園。
お店のすぐ近くに畑がある無農薬野菜の農家さんです。
イタリアンには欠かせない旬のズッキーニやモロッコインゲン、色の鮮やかなノーザンルビーという赤いジャガイモなどを採用させて頂きました。
畑がすぐ近くですので、畑で収穫した野菜をすぐに調理して旨味を閉じ込める事ができ、ご提供する事ができました。

その他にも佐倉市の無農薬ブルーベリーや千葉名産の房州びわなど色々なところで千葉を感じるお料理が提供でき、非常にやりがいのあるお仕事でした。

晩餐会終了後には大使閣下や参事官より最大級の賛辞を頂戴しただけでなく、12名のスタッフ全員に特別な記念品まで頂戴致しました。

今回考案したメニューを是非お店でも提供出来ればと考えております。
ご協力くださった皆様本当にありがとうございました。
▲ここまで引用。





▲萩原さんのFacebookから。
右から4人目が萩原社長。若手経営者です。
いや~、うれしいですねえ。
バチカンの大使館で千葉県尽くしのお料理。
いすみの魚に佐倉の野菜。
館山の枇杷。
千葉県のすばらしさが伝わりましたね。
萩原さん、大きなお仕事をしていただきましてありがとうございました。
そして、何よりも、おめでとうございました。
萩原さんのレストラン「オリベート」はこちら。
京成本線ユーカリが丘駅下車5分。
皆様ぜひお越しください。