朝日新聞の連載が始まりました。

朝日新聞デジタルの特集「各駅停話・テツの広場」が本日から始まりました。
各駅停話のサイト
この各駅停話はヘリコプターからの空撮も含めて、かなり大きな企画です。
今日はその第1話、大原駅からのスタートです。
登場するのは志村水産の志村昌彦さんとわれらがカケス団長。
大原でこの時期獲れる地ダコを志村さんが秘伝の方法で茹でて、それを使ったタコ飯弁当をカケス団長が駅で販売するお話です。

カケス団長は私が就任した2009年にすぐに応援団を結成してくれて、それからずっといすみ鉄道を盛り上げるために活動してくれています。
朝日新聞が今回も特集として彼を取り上げてくれるということは、彼の活動が地方創生の今の時代に高く評価されているということです。
いすみ鉄道沿線の人たちは、国鉄が廃止して第3セクターになった当初から、自分たちの私利私欲ではなくて、地域のためにいすみ鉄道を守るために多くの活動をしてくれてきています。もう30年近くもです。
ということは、今まで活動してきた人たちが高齢化しているということもあります。
だから、50代のカケス団長や志村さんたちが、今、活動の中心となって頑張ってくれているんですね。
日本全国の情報を持っている新聞記者の方の目で見ると、このことは大きなニュースに値するということなのです。
そして、なぜニュースに値するかと言えば、こういう活動を全国の皆さんが広げてくれれば、日本全国の地域の疲弊を食い止めることができて、地域の発展に続いていくと、新聞の編集者の公平な目で見れば、そのように見えるということです。

ガキ大将だったカケス団長と大原のプレスリー、志村さん。
彼らのこの姿を見ると、きっとその昔はやんちゃ坊主だったことは容易に理解できますが、そんなことを言ったら昔は私だってそうだったわけで、だとすると、一つだけ言えることは、「優等生には現状を打破することはできない。」ということになるのではないでしょうか。
朝日新聞デジタルの「各駅停話」にどうぞご期待ください。
それにしても、難しい地方にあって、これだけのことを継続して行動してくれ、結果を出しているカケス団長は、スーパーマンであると、私は高く評価したいと思います。