いすみ鉄道もなか in 錦糸町

 今日は錦糸町に来ています。
地元の商店街連合会様との打ち合わせです。
千葉県の鉄道の起点はかつては両国でした。
錦糸町は客車や貨車の入換をしたり、千葉県からの物資が集まるところでした。
その関係で、錦糸町を中心とする墨田区には千葉県にご縁がある方々がたくさんお住まいです。
そういう皆様方に千葉のローカル線であるいすみ鉄道をもっと知っていただいて、応援していただこうと思い、墨田区の商店街連合会の皆様方にご相談申し上げました。
錦糸町の駅前で、イベントキャンペーンをやって、いすみ鉄道の物販を行いたい。
墨田区の皆様方に昭和の懐かしいローカル線に夢を持っていただきたい。
そんなお話です。
近日中に具体化させて、この夏には実現したいと考えております。
地域の秋祭りの宣伝なども一緒にできたらうれしいですね。
売り上げUPを目指して。

私が子供のころ、ここは錦糸堀といって大きな都電の車庫がありました。
歩道橋の上に上がってこちらを見るとたくさんの都電が、右にある駅の方を見ると、ガードのむこうでC57が煙を吐いて入換をしていました。



そんな懐かしい場所なので、都電ではありませんが、ちょっと雰囲気を出して、「いすみ鉄道もなか in 錦糸町」の図です。

この角には江東デパートという2階建ての小さなデパートがあって、都電が廃止になった直後に、デパートの特設売り場のようなところで解体部品やサボなどを売っていました。
正面に取り付けてあった系統番号が書かれたサボや、車掌さんが穴をあけるハサミ、出入り口横の行先表示、使用済み切符を入れる緑色の箱など、百円玉数個で買えましたので、何度も出かけていろいろ仕入れたものです。
一番高価だったのが架線で作った文鎮。
パンタグラフ(ピューゲル)でこすれた部分が平らになっていて、そこを下にしておくと安定する文鎮が、白い箱に入って300円ぐらいでした。
確かどこかにあるはずだけど、皆どこかへ行ってしまいました。
そういう昭和のお話が分かる皆様方が、この界隈にはたくさん住んでいて、きっといすみ鉄道のお客様になっていただけると思うものですから。