筑豊 宝探しの旅

今少し前に福岡から帰宅しました。
昨日の夜、台北から福岡に飛んで博多のビジネスホテルに泊まり、今日は朝早くから平成筑豊鉄道沿線の宝探しの旅をしてきました。
このあいだ、福岡県商工会の皆様方に、ここには宝物がたくさんありますよと言った手前、もう少し詳しくお話ししないといけませんから、列車に乗るだけじゃなくて、実際に歩いてみたのです。
もう遅いので詳しいお話しは後日するとして、今日回った内の2か所をピックアップしてみます。

[:up:] 平成筑豊鉄道の油須原(ゆすばる)駅です。
私の大好きな駅の一つです。
鹿児島県の肥薩線、嘉例川駅が今見事に観光地になっていますが、この駅も演出次第では化けると思います。

[:up:] 駅のホームにはタブレット受けがさりげなく設置してあります。
もちろん今使っているものではありませんが、こういうものがあると無いとでは大違いですね。
わかりますか?


[:up:] 油須原駅の今と昔。
下の、9600形蒸気機関車が停車している写真は、いすみ鉄道応援団のMさんが撮影されたもの。昭和49年だそうです。
上は本日の同じ場所。キューロクは平筑の車両より7~8mほど前に停まっています。当時は真ん中にもう1本線路がありましたが、貨物列車が退避するなどダイヤが混んでいたことがわかります。
新旧対比は宝探しの旅の基本です。

油須原から勾金へ向かう途中、昔は急坂を9600が引く石灰列車が登るシーンで有名だった場所。昭和40年代の写真には香春岳がありましたが、今はテーブル状になってしまってほとんど見えなくなりました。それだけセメントとして切り出されたということです。


次に向かったのは国鉄添田(そえだ)線の線路跡。
多分ここだけだと思いますが、わずかながらに線路が残っていたので、当時のバラストを拾ってきました。
私にとってはダイアモンドです。
ここは民家の敷地を通っていかなければならないところですが、突然訪ねた私を地元の方がこころよく案内してくれました。
まだまだ他にもいろいろ見つけてきましたので、今度、別の機会にお話しさせていただきます。
どうですか?
筑豊には宝物がたくさん眠ってるって、少しはご理解いただけましたでしょうか。