気分だけでも「ななつ星」

JR九州の豪華観光列車「ななつ星」。
運行開始以来大人気で予約が取れないと聞いています。
いすみ鉄道の「伊勢海老特急」のイタリアンコースも伊勢海老お刺身コースもおかげさまで満席をいただいておりますが、JR九州の「ななつ星」に比べたら月とすっぽん。いすみ鉄道が昭和のオンボロディーゼルカーなのに対し、あちらはとにかく新造の専用車両の中で九州内の最高級の食材でおもてなししているようです。
いすみ鉄道だって、地元のおいしいもので頑張っていて、房総半島の食材は九州にだって負けませんが、観光列車としては時には素直に負けを認めて、「やっぱりななつ星はすごいですねえ。」と言って見たくなるというものです。
そこで、正式に申し込んでン十万円払って乗ることはできないけれど、せめて気分だけでもななつ星を味わうことができないか、九州の友人に訪ねたところ、「それじゃあ良いものを送ってあげましょう。」ということで、とっておきの良いもの送ってきてくれました。

それがこれ。
ななつ星のお茶です。
どうやらこのお茶はななつ星ご用達のお茶ということで、7人のお茶のソムリエがブレンドした特別の高級茶葉で入れたもので、熱いお茶は茶葉から入れているようですが、冷たいお茶はこちらを出しているらしい。
らしいというのは私は乗ったわけではないので、らしいというわけですが、JR九州が公認で九州で一番有名なお茶屋さんに最高級の茶葉を使ってブレンドしたお茶ですから、100円程度で買えるペットボトルのお茶とはお味が全く違います。
それもそのはず。
1本350円ですからふつうのお茶の倍以上。
送料入れたら400円近くしてしまいます。
それでも400円で豪華列車「ななつ星」の気分が味わえるのですから、お安いと思いませんか?
えっ? どこで買えるかって?
これ、一般に流通してないんです。
だから、普通のお店では買えません。
もちろん、いすみ鉄道で販売することもできません。
ご購入は九州で一番おいしいお茶をブレンドしていると評判の「古賀茶業」さんのホームページで。
このななつ星のお茶は こちら です。
九州の八女は玉露の発祥の地でもあるんだそうです。
そりゃそうですよね。明治になる前は九州は日本の玄関口で、外国貿易が盛んでしたから、最高級品が集まっているわけです。
1箱12本入り4500円(送料込)ですから、高いと言えば高いけれど、ななつ星には乗れなくても、これなら味わえると考えれば、安いと思いませんか。
話のタネに、ぜひ、ご賞味ください。
時節柄、贈り物にも最適ですね。
さてさて、明日は午前11時から国吉駅近くの上総出雲大社の秋の例祭です。
加賀から先日ご紹介した辻占も入荷しました。
大社様に奉納した特別な「いすみ鉄道もなか」も数量限定で販売します。
きっとご縁がありますように。
皆様どうぞお越しください。

今日と明日はキハに特別ヘッドマークを付けて運転しています。