今日は高校生が試験日でした。
駅にいるとお昼過ぎに次から次へと高校生がやってきました。
「あれっ? 今日は試験かな?」
運輸課長の磯野さんがつぶやきます。
列車の到着直前になると、さらに人は多くなりました。
これでは1両の列車に乗りきれません。
「おい。1両付けるぞ。」
磯野さんが、影山さんに言いました。
急きょ1両増結です。
入換を始めて、1両増結の2両編成にしました。
これで、高校生を無事に運びきれますね。
2両編成で出発していった大原行の列車です。
列車が発車した後には、誰一人残っていませんでした。
いすみ鉄道ではこんなに臨機応変な対応ができるんですね。
私は現場の職員の皆様方に頭が下がる思いです。
どうです?
いすみ鉄道って素晴らしいでしょう?
観光鉄道として、いろいろやっているいすみ鉄道ですが、しっかりと地域に根を下ろした輸送機関であるということは大前提なんです。
いろいろ言う人はいるかもしれませんが、私は、いすみ鉄道で現場を支える職員の一人一人を、社長として誇りに思います。
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