こどもの日のサプライズ

今日は早朝から地震の速報が飛び込んできて、ドキッとさせられましたが、大した被害もなくホッとしました。
いすみ鉄道線は、始発列車で運転見合わせをしましたが、その後、平常運転に戻り、終日順調に列車の運転を行いました。
地震もそうですが、お天気も今一つで、朝から降ったりやんだりでしたが、ありがたいことにお客様の出足は順調で、今日もたくさんのお客様にご乗車いただきました。
乗車人員をアテンダントがカウントしているのはキハによる観光列車だけですが、それだけでも500名様以上のご乗車がありましたので、ローカル線としては大きな数字です。
いろいろな悪条件が重なる中、いらしていただきましたお客様、本当にありがとうございました。
さてさて、本日は子供の日ということで、キハの急行列車区間では「子供」の皆様方へサプライズのご乗車記念プレゼントを車内でお配りいたしました。
私は、どうしてもこのプレゼントを自分で子供たちに手渡したかったものですから、朝8時半の快速列車から夕方5時の急行5号までほぼ1日キハに乗務して、いすみ鉄道に乗りに来てくれたちびっ子たちに車内でプレゼントを配って歩きました。
車内でのサプライズプレゼントにちびっ子たちも喜んでくれましたが、30年、40年経って、今日のちびっ子たちのうちの何人かが、「いすみ鉄道でプレゼントをもらったな。」と覚えてくれていたら素晴らしいことなんじゃないかなあと思います。
ちびっ子たちの心の中にローカル線の思い出が残るって、今の時代素敵なことだと思いませんか。

[:up:] ゴールデンウィークを利用して東京から鉄道ファンの孫が訪ねてきました。「おじいちゃん、いすみ鉄道に乗りたい。」って。
この子の記憶の中で、おじいちゃんと乗ったいすみ鉄道は50年も60年も走り続けるんです。

[:up:] いすみ鉄道は決してマニアばかりではないんです。
お天気が悪いというのに、今日も家族連れのみなさんでにぎわいました。

[:up:] 田植えが終わった水田地帯を走る。
日本人でよかったなあと思える瞬間です。