全国高校生鉄道模型コンテスト

昨日、おとといの2日間、東京ビッグサイトで「全国高校生鉄道模型コンテスト」が開催されました。
昨年も参加させていただきましたが、今年も2日間お邪魔させていただきました。
1日目は由利高原鉄道の春田社長さんとのトークショウ。
2日目は私一人のトークショウと2日間お時間をいただきまして、皆様方と話をさせてもらえるチャンスをいただきました。


(写真提供 柳谷克実さん)
春田社長さんは私より10歳近く年上ですが、同じ東京の池袋出身で、蒸気機関車を追いかけていた方ですので、話が合います。年に5~6回お会いする機会があって、その時にはいつも鉄道の話になります。



さて、こちらは岩倉高校が制作したセクションレイアウト。
なんと、大多喜駅を模型化してくれました。
よく見ると、検修庫の中にヘッドマークを付けたキハ52が入っていますが、その前にいる黄色い服を着た人は「私」だそうです。
できるだけ既製品を使わないで作りましたとのこと。
がんばりましたね。


こちらは県立千葉高校のセクションレイアウトです。
千葉高校なのに題材にしたのは京急神奈川駅。
高低差がある駅で、私鉄とJRが接近しているのがテーマだそうです。
よく見ると、ホームに停まっている京急の電車のドアが開いていますね。
細かい作業です。
そして、写真ではわかりづらいですが、実は京急の線路はNゲージですが、手前のJRの線路はNゲージより狭いZゲージを使用しています。
そうすることで、実際の鉄道と同じように、標準軌と狭軌の差を表現しています。
おまけに架線まで張られています。
90CM×45CMという狭い世界に、自分たちが思いを込めたシーンが展開するのですから、素晴らしいです。
来年は、誰か、日暮里駅を作ってください。
京成電車が谷中のトンネルを出てJRをオーバークロスして急カーブ、急こう配で駅に滑り込む。以前の日暮里駅。
車両もいろいろ置けるし、誰か、作ってみてはいかがでしょうか。

さて、いすみ鉄道も2日間にわたりブースを出展させていただきました。
皆様にはたくさんお買い上げいただきましてありがとうございました。
いすみ鉄道の知名度が確実に上がっているという実感です。
室井さん、武石さん、高崎さん、お疲れ様でした。
関係者の皆様、お疲れ様でした。
来年もよろしくお願いします。