昨日は千葉興業銀行の成田支店が主催する成田興友会様にお招きいただき、成田で講演を行いました。
この成田興友会は、千葉興業銀行とお付き合いのある成田市内の商工業や空港関係企業の経営者の皆様方の集まりで、定期的に会合を持たれ、成田をどうやって活性化させるか、成田にもっと観光客に来てもらうためには何が必要で、誰が何をやらなければならないのかなどの振興策を、業種、業界を越えて考えていらっしゃる組織です。
米屋さんを始め、長命泉の社長さま、平山建設さま、石川自動車工業さま、印旛食肉センターさま、和光物産商会さま、成田ケーブルテレビさまなどなど、いろいろな業種の皆様方とご挨拶をさせていただきました。
講演の後、懇親会にもお招きいただきましたが、ゆめ牧場の秋葉社長様からは、商品開発や店舗展開など、いろいろとアドバイスをいただきました。
皆様、ありがとうございました。
それにしても、成田といえば国際都市。千葉県の中でも財政状況は問題ないし、あえて観光客誘致や活性化など必要無いように感じますが、観光協会長である長命泉の滝澤社長さんがおっしゃるには、「成田山に皆様方がいらっしゃるのは1月だけですから、あとの11カ月を何とかしなきゃいけないのですよ。」とのこと。
いすみ鉄道も菜の花の季節1か月間だけだし、大多喜町もタケノコの1か月間だけですから、あとの11カ月を寝て暮らすわけにはいかないは同じなんですね。
成田山という超パワースポットがありながらも、それだけではダメだと考えていらっしゃるのが「すごいなあ」と思いました。
そういえば、ここ10年ほどですか、成田の参道もどんどんきれいになってきていますよね。参道のような1000年も続いている旧市街を、道路を広げ、お休みどころを作り、美化していくことは、そこで商売をしているそれぞれの会社や商店の利害関係が絡んでくることですから、なかなか進むものではありませんが、毎年初詣に行くたびに、成田が進化しているのを感じるのは、こういうリーダーの皆様方ががんばっていらっしゃるからなんだと、今さらながらに感じました。
※千葉興業銀行の成田支店は現在改築工事中ですが、新しい建物はなまこ壁の蔵造りで、看板には「両替商」と出すんだそうです。すごいですよね。銀行も地域と一体になっているなんて。(11月下旬オープンだそうです。)
でも、成田に比べ、いすみ鉄道沿線では一つだけ有利なことがあります。
それは、ローカル線が走っていること。
いすみ鉄道沿線はまだまだ捨てたもんではありません。
地域の皆様方に、浮上の糸口として、いすみ鉄道をもっともっと利用していただきたいと思います。(乗客として利用しろということではありませんよ。)
最近のコメント