昨日、都内で「第3セクター鉄道協議会総会」が開催されました。
これは毎年7月に行われるもので、今年も全国35社の第3セクター鉄道の経営者の方々が集まって、会合が行われました。
その席に、三陸鉄道の望月社長さんが出席されていました。
昨年の震災で大きな被害を受けて、全面復旧までにはあと2年は最低でもかかるようなお話をされていましたが、望月社長さんから、いすみ鉄道にかかわっていただいている鉄道ファンの皆様へメッセージをいただきました。
「本当にありがとうございました。助かりました。職員みんなの心の支えになりました。これからもがんばっていきますので、よろしくお願いします。」
いすみ鉄道にいらしていただく観光客や鉄道ファンの皆様方からお預かりした寄付金、義援金、復興応援切符の売上金は100万円以上になり、今まで3回にわたりお届けさせていただきました。
100万円とか、200万円とかの金額は、確かに大きい金額ではありますが、数百億円といわれる復興のために必要な資金から見れば微々たるものだと思います。
でも、望月社長さんとしては、震災直後から、皆さんが率先して義援金や募金に応じてくれたことがとてもうれしかったようで、三陸鉄道の職員の皆様方にとって大きな励ましの力になったとのことでした。
人は皆つながっているんだ、ということにとても力をいただいたということで、皆様に大変感謝されていました。
ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
また、肥薩おれんじ鉄道の古木社長様より、公募社長サミット会場やいすみ鉄道の売店で肥薩おれんじ鉄道のグッズをたくさん買っていただきましたことに関してもお礼のお言葉をいただきました。
山形鉄道の野村社長様からも、お礼のお言葉をいただきました。
いすみ鉄道では6月のホタルトレインにご参加いただきましたお客様へのプチお土産に山形鉄道のグッズ、菓子類をさしあげましたことへの感謝のお言葉です。
いすみ鉄道に遊びに来たら肥薩おれんじ鉄道や山形鉄道の支援にもなる。
そういう仕組みは今後どんどん広げていきたいと考えています。
第3セクター鉄道というのは、全国各地に散らばっていて、それぞれの会社にいろいろな経緯がありますが、それでも、意志は一つです。
いすみ鉄道では今後とも各地の第3セクター鉄道やローカル私鉄と手を取り合って、何とか頑張っていきたいと考えています。
皆様、引き続きご声援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
第3セクター鉄道協議会の新会長になられましたわたらせ渓谷鉄道の樺澤社長さんのご挨拶。わたらせ渓谷鉄道さんもトロッコ車両を新造してがんばっています。
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