子供の頃、両国駅の低いホームから急行列車に乗って勝浦のおばあちゃんちへ行った。
毎年夏休みのお約束で、遠くへ行かれることがうれしかった。
冷房車なんてなかったけれど、窓を開けて走る列車から少し顔を出すと、それだけで十分涼しかった。
特急列車はその名の通り「特別急行」。
だからあこがれの対象で一度は乗ってみたかったけど、残念ながら千葉には走っていなかった。
旅行と言えばもっぱら「急行」。
これもお約束だった。
数年前に、こういう急行列車が再現されるというので、3日間ほど金沢に滞在した。
乗って、追いかけて、撮影した。
ついこの間のような気がするけど、もう8年も前の話。
この急行の車両もなくなったが、線路自体もとっくになくなってしまった。
こういう急行列車で旅をするとホームには駅弁売りのおじさんがいる。
それもお約束の情景シーン。
こういう風景を再現したいなあ。
もう一度見ることができたら、どんなに素晴らしいだろうなあ。
キハ52はそういう皆さまに少しでも思い出にひたっていただけたら、解体から救い出すことができたことが役に立ったと思うのです。
今日は応援団の団長さんの誕生日。
めでたいめでたい誕生日。
Welcome to 50s.
50になったら、若い人たちのために生きるのです。
50年も生きてるんだから、若い皆さんに昭和という情景をプレゼントするように、いすみ鉄道と一緒に少しは若い皆さんの役に立つようなことをしましょうね。
いっしょにやれば101歳だぜ!
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