K察のおしごと?

いすみ鉄道にいらっしゃるお客様に、私がいつもご注意申し上げていることは、「K察の営業強化地帯」であるということ。
大震災で千葉県も大きな被害を受けましたし、東北地方がたいへんな状況になっているときに、K察としてもあまり営業熱心になることがはばかられたのか、震災後しばらくは自粛していたようですが、たまっていた営業数字を稼ぐためでしょうか、このところ営業強化が復活しています。
昨日は、朝から大多喜駅前で一時停止違反の取り締まり。

お城の方から踏切を渡って駅の方に来ると、大手門があるため、一時停止の標識がとても見づらいのですが、それがいわゆるポイントのようで、観光本陣の脇に隠れて、うっかり一時停止をミスした車を「ピピー!」と笛を吹いて停めて、「はい、毎度あり!」


私は、なぜ一時停止の標識があるのか、を考えた場合、そこで一時停止しなければ危険であるからだと思っていますから、その一時停止できちんと止まるように指導するのがK察の仕事だと思っていますが、OTKのK察は、そこが重要な収入源だと考えているようなのです。

陰に隠れて一時停止をミスさせておいて、もし、事故でも発生したらどうするつもりでしょう。
まして、一時停止の標識が見づらいのであれば、まずはそれを改善するべきであるのに、そのままにして、獲物が引っかかるのを待っているのは、私としてはK察がやることではないと思いますし、世の中に対する正義ではないと思います。
地元の車は、そこでOTKのK察が網を仕掛けているのを知ってますから、引っかかるのは地元以外の車。日曜日にやるのですから、明らかに観光客などの不慣れな車を対象にしています。
大震災後、落ち込んだ観光需要が、海岸地域ではまだまだ回復していないけど、いすみ鉄道沿線では、ムーミン列車やキハ52を見にくるお客さまも含めて、やっと上向きになってきたところに、その観光客を対象に、いすみ鉄道の玄関である大多喜駅前で、こういう罠を仕掛けて観光客を餌食にしている行為は、私は許されるものではないと思います。
ということで、駅で入換え作業に使用する赤い旗を持って、一時停止の標識のところで、向こうからやってくる車に旗を振って、「止まれ!」ってやって、罠にかからないようにしてやりました。
キハ52の運転日に、発車前の午前9時半ですよ。
うちのお客様が餌食になるかもしれませんからね。
そうしたら陰に隠れていた1人が、私のところにやってきて、
「おたくは、いつもここでそういうことをやっているのか?」と聞いてきた。
だから、「一時停止は、危険個所だから止まることが第一目的のはずだから、俺はここでこうやって案内をしてるんだ!」と答えたところ、
私がいすみ鉄道の社長だと向こうも気が付いて、罠を撤収していきました。
人のうちの玄関先で、こっちが苦労して集めた観光客をターゲットに、営業するなどとんでもないこと。
餌食になった観光客の大多喜町やいすみ鉄道に対する印象はどのように残ると思いますか?
K察は個人で営業しているのではなく、組織で動いているのでしょうから、必ず、営業目標があり、達成度のチェックがあると思います。
そういう考え方もどうかと思いますが、一つだけ言えることは、こういうことをやるのなら、「K察は市民の味方」などということは絶対に言うべきではない。
そして市民の皆さまも「K察は正義の味方」だなんてゆめゆめ思わないことですね。
いすみ鉄道沿線にいらっしゃる皆様。
田んぼの中の一時停止、踏切、シートベルトなど十分にご注意ください。
みすみす国庫金としてお金をドブに捨てるのなら、そのお金をいすみ鉄道の売店で使いましょう。
午前中、一旦撤収したK察ご一行は、夕方5時過ぎに、また駅前にやってきて罠を仕掛けていましたから、しつこいというか、やっぱり目標金額に達していないんだなあ、と感じた次第です。
こんなことをやる人手があるなら、被災地に行け!
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さあ、大変だ。
K察を敵にまわしたら、どんな圧力をかけられるかな。
マークされて、尾行されて、監視されるかも。
道にツバ吐いても、赤信号を渡っても逮捕されるかもね。
数日後にさりげなくこのブログが消去されたりしていたら、
賢明なる読者諸君なら、ご理解いただけることと思います。
どこの誰が、どのようなことを言ってくるか・・・
ぜ~んぶ、公開しちゃうぞ!
だって、少なくともこの件に関して、私は間違っていないと確信していますから。
本日は交通安全啓蒙ブログでした。